【競輪】野口裕史は“冬の重さ”も気にせず連続2着 立ち回りを番手の郡司浩平も絶賛/立川G3
<立川競輪:鳳凰賞典レース>◇G3◇2日目◇5日 野口裕史(41=千葉)は初日に続き2着で準決に進出した。今シリーズは持ち味を存分に発揮している。 冬の立川バンクは「重い」と口にする選手が大多数。しかし、野口の口からは、そのフレーズが出てこない。それどころか「初日よりも軽かった」と言い放つ余裕っぷりだ。 2予11Rは、味方の郡司浩平が1番車にもかかわらず、前受けの選択肢はなかった。「後ろからの方が力を出せる」と考え、セオリーを無視した組み立て。思い通りに主導権を奪い、ラインで確定板を独占した。番手の郡司は「これなら誰も来られないという感じでした」と、野口の立ち回りを絶賛した。 最近は調子も上向きだ。「ここ3、4場所で座り方を思い出してきた。距離が踏めるようになってきました」。持ち前の強地足が戻りつつあり、準決でも先行力に注目だ。