日産の「セレナ」を残クレで検討しています。友人に「メーカーオプションを中心に選ぶといい」と言われましたが、どういう意味でしょうか? 支払い額はどれだけ変わりますか?
残クレ利用時の注意点
今回のケースのように、5年後に買い替えるという前提であれば残クレの使い方によって毎月の負担が変わるということが分かります。ですが、残クレには注意点が存在します。ここでは2点の注意点を紹介します。 ■残クレには制限がある 残クレには残価を保証するために「走行距離」「内外装の傷」「修復歴」など制限項目があります。いずれかの項目をオーバーすると追加で請求が発生したり、最悪の場合は引き取り不可となったりすることがあります。 ■残価が大きければ大きいほど利息負担が増える 最終回に据え置かれた残価には金利が乗ります。残価が大きくなればなるほど支払う金利(利息)の金額も大きくなりますから、残クレ期間が終わったあとに買い取るという選択をとった場合の総負担額が高額になる可能性が高くなります。
まとめ
残クレを使って車を買う場合、車両本体価格として算定されるメーカーオプションを入れたほうが毎月の負担額が減ります。残クレは車の使い方によってはお得な買い方であることには間違いありませんが、その背景には制限項目があったり金利負担が大きくなったりといったデメリットがあるということを覚えておかなければなりません。 出典 日産セレナ セルフ見積 執筆者:宇野源一 AFP
ファイナンシャルフィールド編集部