「筋トレは生活の一部であり、終わらない旅」次世代筋肉芸人・にしだっくす、ジュラシックカップで会場を沸かす
10月19日に開催された第2回ジュラシックカップ。ボディビル競技はもちろんのこと、吉本興業所属の芸人によるお笑いステージも行なわれ、ボディビルとエンタメが融合したイベントとして大きな盛り上がりを見せた。 【フォト】にしだっくすがマッスルボディで魅せる お笑いステージでの様子も お笑いステージに登場し「吉本芸人若手マッチョ部」の一員として見せ場をつくったのが、にしだっくすこと西田聖彦(吉本興業所属)だ。自身を“次世代筋肉芸人”と名乗る彼は、ステージでアブローラーチャレンジに挑むなど、体を張って会場を盛り上げた。
「去年はオープンクラスで予選に通らなかったんですけど、今年は通ったので、去年の自分を超えられたと思います。体も元気な状態だったので、新鮮な状態で臨むことができました。吉本興業から出場する身として、自分にプレッシャーをかけて挑みました」 2017年には全国のゴールドジムをヒッチハイクで巡り、2019年には全国フィジークツアーと称して各地方の16大会に挑戦するなど、精力的なチャレンジを続けてきたにしだっくす。その原動力となっているのが熱い筋トレ愛だ。
「僕はスポーツの専門学校に行って、そこから養成所(NSC)に入りました。その頃から口癖で言っていたのが、『日常にフィットネスを』ということです。やっぱり筋トレが大好きなので、そこは芸人になっても切り離せない部分です。筋トレはめっちゃしんどいんですけど、やった後の気持ちよさがたまりません。何と言うか終わらない旅ですよね」 今大会でこそ入賞はならなかったが、2022年のゴールドジムジャパンカップではボディビル65kg以下級で5位入賞をはたすなど、ボディコンテストでも爪跡を残している。挑戦心と筋トレ愛を原動力とし、今後も終わりなき旅路を探求し続けるだろう。
取材・文/森本雄大 写真/木村雄大、森本雄大