三連休に見たい展覧会ベスト15
もうすぐ閉幕 奈良美智「I Draw the Line」(BLUM東京) 原宿のBLUM 東京で、奈良美智による個展「I Draw the Line」が1月11日まで開催されている。 奈良にとってBLUMで9回目の個展となる本展では、2000年代半ば頃から奈良が手がけてきた、小さなドローイングをプロジェクションによって拡大し大画面に仕上げる手法「ビルボード・ペインティング」による3点のペインティングが展示。流れる線の動きやスピード、筆圧など、ドローイングが放つエネルギーは、ビルボード・ペインティングにおいて、パステル調の色彩のポップなインパクトと木材のテクスチャーが持つ温かな風合いの魅力に置き換えられている作品に注目だ。 会期:2024年11月7日~2025年1月11日 会場:BLUM 東京 住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森5F 電話番号:03-3475-1631 開館時間:12:00~18:00 休館日:日月祝 料金:無料 「平安文学、いとをかし―国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』と王朝美のあゆみ」(静嘉堂文庫@丸の内) 平安文学をテーマにした日本美術の名品を紹介する「平安文学、いとをかし―国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』と王朝美のあゆみ」が、東京・丸の内の静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)で1月13日まで開催中だ。レポート記事は こちら。 本展は、「平安文学の世界にようこそ!」「絵巻物で読む物語」「時代を超える『源氏物語』」「平安古筆と料紙装飾の美」の4章構成。修理後初公開となる重要文化財「住吉物語絵巻」(鎌倉時代 14世紀)や本展が初公開となる土佐光起《紫式部図》(江戸時代 17世紀)、そして国宝である俵屋宗達 の《源氏物語関屋澪標図屏風》(1631)などが並び、人々を魅了し続ける平安文学の世界に没入できるだろう。 会期:2024年11月16日~2025年1月13日 ※会期中一部展示替えあり会場:静嘉堂@丸の内住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1階電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)開館時間:10:00~17:00(土~18:00、第三水曜~20:00) ※入館は閉館の30分前まで休館日:月、年末年始(12月28日~1月1日)料金:一般 1500円 / 大学・高校生 1000円 / 中学生以下無料 レオ・レオーニと仲間たち(板橋区立美術館) 板橋区立美術館の「レオ・レオーニと仲間たち」が1月13日で閉幕する。 本展では、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちをあわせて紹介。同館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、こうした交流の積みかさねや長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れのなかから検証する初の試みとなっている。 会期:2024年11月9日~2025年1月13日 会場:板橋区立美術館 住所:東京都板橋区赤塚5-34-27ART MAPで見る電話03-3979-3251開館時間09:30~17:00(入館は16:30まで)休館日月、12月29日~1月3日(ただし1月13日は開館)観覧料一般 650円 / 高校・大学生 450円 / 小・中学生 200円