斎藤氏「腕の振りがまだ鈍い」楽天・田中将大が今季初先発も5回4失点で敗戦
◆ 「緊張感もあったと思うが、手術の影響なのか…」日米通算198勝はお預け 楽天・田中将大が28日、オリックス戦で先発として今季初登板を果たしたが、5回4失点で降板し敗戦投手となった。田中は初回、安打と四球で二死一・二塁とピンチを背負ったが、紅林弘太郎を中飛に打ち取る。2回・3回も無安打で切り抜けるも、4回に3連打を浴び無死満塁となり、セデーニョの犠飛と渡部遼人のスクイズ、さらに若月健矢の適時打で3点を失った。5回は太田椋に第6号ソロを放たれ、田中は5回93球・6安打1奪三振2四球4失点でマウンドを降りた。 日米通算198勝をかけて今季初先発を迎えるも、苦しい投球となった田中。28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大記録達成へ熱視線が送られた。 斎藤雅樹氏はこの日の田中について「今季初登板で緊張感もあったと思うが、手術の影響なのか全盛期と比べると、やはり腕の振りがまだ鈍い感じがした」と分析。しかし「投げていくとどんどん慣れていくことなので、これから良くなると思う」と期待を込めた。 さらに日米通算200勝に向けて、斎藤氏は「今季はちょっと厳しいかもしれないが、まあ楽勝」と来季の達成に太鼓判を押した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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