東京パラ開会式を海外メディアは絶賛…「飛び立つ片翼の飛行機は大会感動の象徴」「“パラ空港”が人々を力づける」
米CNNは、「最高の人々。パラリンピックが力強い開会式で正式に始まる」との見出しを取り、「東京パラリンピックが力強い開会式とともに始まり、IPCのパーソンズ会長は、アスリートたちに『最高の人々』であると語りかけた。1年延期されていた今大会は新型コロナの感染者が急増している中で行われるが、その前例のない状況で競技が正式に始まるにあたり、スタジアムの中の人々は祝賀ムードにあった」と伝えた。 また「東京はパラリンピックを2度開催する初めての都市となり、組織委員会は1カ月足らず前に行われた五輪大会に続いてまた成功を収められるよう願っている」と紹介。「開会式はボランティアや踊り手たちが国立競技場に入って来る選手団を迎え入れ、特徴的で生き生きとした雰囲気だった」と評価した。 直前に開会式の演出にかかわる関係者の辞任や解任などのスキャンダルが相次ぎ、内容もバラバラだった五輪の開会式は、海外メディアにも酷評されていたが、パラ開会式は国内のネット評価と同じく海外の声も総じてポジティブだった。大会は今日25日から12日間にわたって行われる。