日本郵政グループ、増田新社長らが会見(全文2)よく知らせてくれたと言わないと
日本郵政グループは9日午後、都内で記者会見を開いた。同グループ3社の新社長に就任した元総務相で日本郵政の増田寛也氏、日本郵便の衣川和秀氏、かんぽ生命保険の千田哲也氏が出席した。 【動画】日本郵政グループ、増田氏ら新社長が会見 かんぽ問題への対応など説明 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「日本郵政グループ、増田氏ら新社長が会見 かんぽ問題への対応など説明(2020年1月9日)」に対応しております。 ◇ ◇
新体制はどのような準備をしてきたのか
読売新聞:読売新聞の【ヨネザワ00:21:27】と申します。2点お願いします。1点目が昨年末に前の経営陣が辞任を表明して、就任が決まって以降、増田新社長を中心とした新体制が新年の走り出しに向けてどのような準備をしてきたのか。例えば情報の目詰まりとか問題視されていますので、情報をヒアリングによって吸い上げるためのプロジェクトチームを例えばつくったであるとか、何か具体的なものが準備されていたとしたら教えてください。 2点目なんですが、年頭のあいさつでも今日もおっしゃってたように、悪いニュースでも伝えてほしいというふうに呼び掛けているわけですけど、その浸透に向けた具体的な策っていうのが見えてこないなっていうふうには感じておりまして。例えば監督する人員を増やすとか、そういうことをしなかった社員に対するペナルティーを何らか課すとか、具体的な手法で考えていることがないのかを教えてください。 それに絡んで、今回の問題を通じて、法令違反を、あるいは社内の規則違反をした現場の社員は当然ペナルティーを課されるべきだと思うんですが、そこに追い込んだような管理職であるとか、そういった社員に対するペナルティーがないことに対して現場などで不満の声が多いと思うんですが、その点はどういうふうにしていくのか、お考えを伺わせてください。 増田:私への質問ということでよろしいですか。 読売新聞:はい。