地震の備蓄品にぜひ入れておくべき!「泡の化粧水」がこれだけ注目を集める「納得の背景」とは
「泡で出てくる化粧水」がこれだけ注目を集める背景とは
今回発売された4品のうち、注目は泡で出てくるふきとり化粧水です。 「当初からポンプで押せば出てくる化粧水にしたいと考えていました。高齢者は受け取る手の動作が鈍くなったり、震えてしまうこともあるせいで、手のひらに化粧水を出せたとしても顔につけるまでにこぼしてしまいます。寝たきりだと肩もこすれて荒れるので、体の広い範囲に伸ばしたい。結果、敏感肌用化粧水をベースに泡状の化粧水を作り上げました。コットンでふきとれば洗顔にもなりますから、拭き終わったあとには爽快感もあります」 実はこの泡の化粧水のベースとなったのは敏感肌用の化粧水ですが、ふきとり化粧水の機能も持ち合わせています。ドラッグストアで販売しているふきとり化粧水の「ネイチャーコンク」は、東日本大震災や熊本地震の折には支援物資として被災地に送り、水道がない場所での洗顔に使われました。その口コミから防災備蓄品に1本入れておく人も多いのだとか。 「メイクは人の健康を保ちます。たとえば眉。人によって眉を描く際、押したりたたいたりができている人でも、ペンを軽く持って動かすなどの力加減はとても難しいのです。眉毛は健康な成人でもシンメトリーに書くのは難しいですよね(笑)。セラピーでは片方をセラピストが描いて差し上げて、逆を自分で描きます。たとえ人に会わない日でも、着替えて顔を洗い、眉を描くことを続けると、外出が増えるなどよい結果が出ることがわかっています。コスメは人生を豊かに、健康に変えてくれるのです」
オトナサローネ編集部 井一美穂