デニムの足元は“ローファー派”な業界人の主張「デニムの魅力を最大限引き出してくれる」
デニムの足元にはスニーカーがベスト?もちろん間違いではないが、決めつけるのは早計だ。 ▶︎すべての写真を見る ローファー派なファッション業界人たちによると、上品な革靴がデニムの魅力を最大限引き出してくれるそう。 その効果効能をとくとご覧あれ!
「クリーンなデニムにはローファーが欠かせない」
サンタセッ 代表 大貫達正さん 業界随一の造詣の深さを誇り、数多のデニムを手掛けてきた大貫さん。普段はリーバイス「501」をよく着用しているが、今回は「サイドがノーシームで、ストンと落ちる筒状のシルエットが特徴」というデニムで登場。 クリーンな見た目を活かしたジャスト丈×革靴で、品の良さを表現した。
「このデニムの魅力を最大限引き出すのがオールデンのローファー」。 よく見るとデニムとローファーのステッチまでが同色のオレンジ!緻密に計算された合わせである。
「3インチのロールアップと小ぶりな革靴が気分」
サンカッケー デザイナー 尾崎雄飛さん 「501」なら短めのレングスが絶対。そしてラングラーのアイコン的ストレートなら、ロールアップのノーorハーフクッションがお決まり。 デザイナーの尾崎さんは、デニム本来のシルエットを活かしたレングス調整にただならぬこだわりを持つ。
さらに「体型とのバランスを考えると、ロールアップ幅は3インチがベスト」と身長172cmを加味したマイルールも。 靴はデニムの形を引き立たせる小ぶりなローファーを選び、“デニムを最大限美しく”が気分のようだ。 箱島崇史=写真 黒澤卓也=取材・文
OCEANS編集部