Jリーグ功労選手賞のG大阪・遠藤保仁コーチが明かす“指導者1年目”「一番笑いは取ったと」
◇2024Jリーグアウォーズ(10日・横浜アリーナ) Jリーグの年間表彰に当たる2024Jリーグアウォーズが10日、横浜アリーナで行われ、功労選手賞に遠藤保仁、柏木陽介、柴﨑晃誠、林卓人、南雄太、梁勇基、渡辺千真が選ばれた。横浜F、京都、G大阪、磐田でJ1最多の672試合に出場し、昨季限りで引退して今季はG大阪でトップチームを指導した遠藤保仁コーチは「一番Jリーグで(試合に)出ていますし、できれば特別(功労賞)とかつけてほしかった」と報道陣を笑わせつつ「26年間Jリーガーとしてやれたことを誇りに思います。胸を張れる数字も残せたと思うので、非常に満足しています」と話した。 G大阪コーチとしての役割は「スタッフの部屋では、一番盛り上げたと思います。一番笑いは取ったと。そういう見えないところから、いい雰囲気ができたのかなと思っています」とも。また居残り組の若手を指導することも多く「いかにモチベーションを落とさないとか、(メンバーから)外れた選手の気持ちは僕自身もわかるので、メンタル的なコントロールはしたいなと思っていた。飽きない練習メニューを心がけてやっていたので、その部分はいい勉強になりましたし、選手はどう思っているかはわからないですけど、ついてきてくれました」と明かした。 最短で2年後にはJリーグで監督をつとめることができるプロライセンスを取得するため、学びの日々を送っている遠藤コーチ。「楽しくやって、選手を育てて、楽しいサッカーをして勝つ、というのは現役時代からあまり変わらない」と語り、充実した指導者としての日々を送っていることをうかがわせた。
報知新聞社