那須川龍心が「天心も自分も勝ってもなめられる。今回は“やっぱ、那須川龍心って強いんだ”と思わせたい」【RISE】
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加カード発表会見が8月2日、都内で開催された。 7月26日の後楽園大会でカードが発表されている那須川龍心(TEAM TEPPEN)も登壇し、試合に向けての決意を口にした。 那須川は昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦したシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)とスーパーフライ級(-53kg)のキックボクシングルールで対戦する。 那須川は6月に行われた大阪のビッグマッチで塚本望夢を破り、RISEフライ級王者の数島大陸への挑戦をアピール。数島も「やりましょう」と挑戦者に逆指名し、タイトル挑戦が内定している中での今回の一戦となる。 冒頭の伊藤隆代表の「タイトル戦が内定しており、負けは許されないし、内容も問われる試合。タイトル戦に弾みをつけるために絶対に勝たないといけない試合」という言葉を受け、那須川は「この試合は落とせないし、ここで変な試合をしているようではタイトル戦では勝てない。絶対にKOする」とKO勝ちを宣言。
ジョンミンの印象については「身長がでかくて、グラップリング能力が結構あるので、相手の腕十字には気を付けて戦っていこうかと思う」とジョークを飛ばしつつ「あの試合の時の印象は腕十字を極められた時のイメージしかない。やっていて、距離は遠いなという印象はあった。手足が長い印象。そこをどう距離を詰めるか。今回は近い距離で戦ってみようかと思っているので、いろいろ試してみようと思っている」などと語った。 7月20日、兄の那須川天心が世界4位の選手にKO勝ちを収めたのだが「天心も自分も勝っても世間からの評価は結構なめられている。それを天心は前回の試合で払しょくした。自分もこの試合というより、タイトル戦に向けてなめられないような“やっぱ、那須川龍心って強いんだ”と思わせたい」などと決意を新たにした。