【体験談】「部活をやる意味って何?」大学生が語る部活から学べる4つのこと
【その3.自分で考え課題を解決する力】 「高校のころ、華道部の部長を務めていました。コロナ禍で部活動すらできないような日々でしたが、顧問の先生や学外のコーチと連絡を取り合い、前例がない中でどうすれば活動できるかを考え、目標を達成するための課題解決力を学べました。」(上智大・3年) 「陸上部。中学・高校ともに専門の先生ではなかったので、自分たちで練習メニューを組み立てていました。本を読んで身に付けた理論を実際にやってみるなど、『自分で考え、実践する力』が身に付いたと思います。」(東京科学大・4年) 「次のコンクールで入賞するために、部員のモチベーションをどうやってアップさせよう」「記録を伸ばすための練習メニューはこれでいいのか?」など、部活ごとにある目標の達成には、課題解決がつきものです。 課題解決のために、顧問の先生や部員同士と話し合い、トライ&エラーを繰り返すことで、自分自身で考え行動し、解決していく力が養えます。 社会に出たあとも目標設定と課題解決が求められるため、部活で経験した「目標に向かって課題を解決する力」は大いに役立つでしょう。
【その4.仲間の大切さ】 「仲間がいることは心強いことだと学びました。高校時代は水泳部に所属していましたが、コロナウイルスの感染拡大もあり、部活のメンバーが半分ずつ登校したころがありました。その時に毎夜オンラインで学年会を開いていたからこそ、寂しくなかったです。」(明治大・3年) 「剣道部でした。運動が苦手な自分にとってはつらい日々だったけれど、今思えばそこで精神面、肉体面を鍛えられ、最高の友人にも出会えた。」(法政大・4年) 厳しい練習を一緒に乗り越え、喜びや悔しさを共有し、助け合ってきた仲間は、部活で得られる大きな宝物と言えます。 学年の垣根を飛び越え、憧れの先輩や可愛い後輩ができるなど、人間関係の幅が広がるところも、あなたを人として成長させてくれるきっかけになるでしょう。