ダイエット中にお菓子を食べても太りにくい時間がある【ダイエット外来医が解説】|美ST
痩せたいけれど、食事制限が苦手といった方は多いのではないでしょうか。実は、必ずしもダイエットに食事制限が必要なわけではないのです。そこで食事制限をしないダイエット方法をご紹介いたいします。
肥満遺伝子BMAL1の活動は午後2~4時が一番落ち着く
\食べる時間帯と一緒にとるものを守るだけでOK/ スイーツをたくさん食べると太る!当然のことですよね。でも食べる時間さえ守れば、太りにくくなることも可能。午後2~4時頃はもっとも脂肪がつきにくい時間帯。体内時計をコントロールする時計遺伝子のBMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質がダイエットと深い関わりがあります。この遺伝子は脂肪をためこもうとする性質があるので、分泌が最も少ない午後2~4時頃を狙って食べれば太りにくくなるということなのです。また血糖値を上げにくくする作用のあるクロロゲン酸というポリフェノールが多く含まれるコーヒーを一緒に飲むことで、ダイエット効果も発揮されます。これなら無理せずにダイエットを続けられますよね。
提唱者は…工藤孝文先生 ダイエット外来医・内科医 みやま市工藤内科にて生活習慣病を中心に診療。ダイエット外来では延べ10万人以上の患者さんと関わる。様々なダイエット法を作り、多数のダイエット本を出版。近著に『漢方で勝手にキレイに自然やせ』(知的いきかた文庫)。 2024年『美ST』6月号掲載 撮影/小林愛香 取材/西岡直美 編集/岡村宗勇