妥協せず、すべてをサッカーに捧げた――神戸がJ1連覇で国内2冠達成。武藤嘉紀が明かす強さの秘訣「みんなが成長できる循環が生まれた」
湘南戦は2得点に絡む活躍ぶり
「本当に、ここまで支えてくださったファン・サポーターの方のおかげだと思いますし、ヴィッセルで2連覇を取れて、本当に幸せに思っています」 【動画】武藤が貴重な追加点! 宮代の先制弾も演出! 試合後のフラッシュインタビューで、連覇が決まった瞬間の感想を問われた神戸の武藤嘉紀はそう答えた。 12月8日に行なわれたJ1最終節。神戸はホームで湘南と対戦。勝てば文句なしでリーグ優勝を決められる一戦で、昨季王者は3-0で快勝。武藤は宮代大聖の先制点に絡み、自身は貴重な追加点を挙げた。 J1連覇を達成。「一戦一戦、今まで100%でやってきた結果が今につながった」と振り返る武藤は、「苦しい思いもたくさんしましたけど、今日まで何ひとつ妥協することなく、すべてをサッカーに捧げた結果だと思うので、本当に嬉しいです」と噛みしめる。 天皇杯も制している神戸は、これで国内2冠を達成。盤石の強さでシーズンを走り抜けた。 「一人ひとりがピッチで、そして練習で100%で臨んだ結果が、チームとしても良い材料となって、みんなが成長できる循環が生まれて、一人ひとりが責任を持ってやっていることが、今のヴィッセルの強さの秘訣かと思います」 まさに理想的なサイクルでチームは逞しさを増し、2つのタイトルを手に入れた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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