【2024"荒れた都知事選"】ポスターに「わが子の写真」"掲示板ジャック"した男性の後悔
■「何てことを!」家庭内別居状態に…
わが子の写真を使って900枚のポスターを作成し、それを都内36か所に張り出しました。かかった経費は合計55万円4040円。 将来、わが子に対しては、都民の投票をうながすために「君の写真を使わせてもらったよ。君の写真が役立ったよ。ありがとう」と言える日が来るだろう、と考えていた男性。妻が事態を知ることで、状況が一変します。 男性は「掲示板ジャック」に参加する事を、妻に一切、話していませんでした。妻はポスターを作っている様子は見ていたといいますが、「なんのためにどこで使うのか」は、話していなかったため、「一人で作って楽しんでいる」程度に考えていたのではないかと、思い返します。 事態を知った妻は「何てことをしてくれたの!」と泣きながら、怒りをあらわに。息子に「デジタルタトゥー」という消えない傷を負わせた事や、社会規範に逸脱した事をして皆様に迷惑をかけたと憤っているといいます。 現在の家庭状況について聞くと「家庭内別居といえる状態です」「ため息ばかり、後悔してばかりです」と、心境を語りました。
■「一生消えない傷」「ぬぐえない黒歴史」…反省と後悔
「掲示板ジャック」について、社会からの反応は「非常識」「不快で迷惑」というものばかり。男性は「これほど非難されることはもう二度としてはいけない」「永久封印されるべき」と、考えを改めたといいます。 わが子をポスター写真に使ったことについては、「ぬぐえない黒歴史をつくってしまい、一生消えない傷を負わせてしまった」「子どもが悲しみ子どもに責められる未来を作ってしまったことに絶望を感じている」と、反省と後悔の念を述べています。
■時間が戻せるなら…
男性は私たちの取材に対し、最後にこう述べました。 「時間を戻すことができるなら、平和な温かい家族の生活に戻したいです。都知事選を気にする暇があったら、もっと家族・子どもにちゃんと向き合って日々の自分たちの生活のことを考えるべきだったと思います。都民でもないのに余計なことをするべきではなかったと猛省しております」 「ただただ皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
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