関電の金品受領問題 第三者委が会見(全文10完)経営者としての責任は重大
非地元企業が森山氏にどうやって近づいたのか
神戸新聞:すいません、神戸新聞、【モリ 03:53:35】と申します。よろしくお願いします。柳田産業も県内、兵庫県の企業ですのでちょっとお聞きしたいんですけれども、まずなぜ、こうやって地元の企業ではないわけですけれどもそんなに森山さんと、どう近づいていってこういう関係になったのかというのを教えてください。 但木:森山さんはわりと早い段階で助役をお辞めになってそんなにしないで柳田さんのところと関係を持っています。その紹介ルートは分かりませんけれども、関電に関連しているかもしれません。分かりません。それからもう1つなんか聞かれましたね。 神戸新聞:それで、柳田産業の位置付けとしては、以前。 但木:地元産業でないのになんであんなにされているんだっていう。 神戸新聞:そうです。それと今まで吉田開発の名前がよく出ていたかと思うんですけども、柳田産業ってかなり森山氏にとっては大きな存在なんでしょうか、その辺の位置付け的なこともできたら。 司会:柳田産業の主要な力は森山さんではなくて、むしろ柳田産業の技術力です。原発の定期点検の技術が非常に優れていて、それで関電が使っているっていうのが正直なところなんですね。だからなかなか、定期点検は柳田以外のところに出さないので、なんでこんな優遇されてるのかということになるんですが、むしろ高浜なら高浜原発が持っている個性というのがあるわけで、それの点検というのはやっぱり慣れてる人がやってくれたほうが安心だっていうのはそれはあるわけですね。 先ほど言いましたように、例えば海中に没している金属部分あって、そこに貝がどこにどのくらい付くかとか、そういうのになるとやっぱりずっとやってる人じゃないと分からないところがあるんですよね。そういう問題もあって、柳田は確かに地元産業じゃないんだけど、非常に、定期点検はほとんどあそこでやってもらって、高浜はやってもらっているんじゃないですかね。