【中日】前ソフトバンク・三浦瑞樹と育成契約、今季はウエスタン・リーグで最優秀防御率投手賞、新天地でも「暴れていきたい」
中日が育成選手として契約した前ソフトバンクの三浦瑞樹投手(25)が3日、名古屋市内の球団事務所で契約と入団会見を行った。年俸は500万円(金額は推定)。 今季ウエスタン・リーグで防御率1・60の成績を残して最優秀防御率投手賞のタイトルを獲得した左腕は「まずは契約ができて、すごくホッとしている気持ちです」と安堵(あんど)の表情。契約前には事務所に居合わせた井上一樹監督からサプライズでの出迎えを受け、「2軍で何度か顔合わせしたことはありますが、直接会うのは初めて。すごくいい方だなと思いました」と笑みを浮かべた。 三浦は神奈川県出身で岩手・盛岡大付高、東北福祉大を経て2021年に育成ドラフト4位でソフトバンク入り。今季途中の7月に支配下選手登録されると、1軍では5試合にリリーフ登板して全試合で無失点。ただオフにソフトバンクを構想外となり、育成契約を打診されるも中日との契約を選択した。 現役ドラフトでの阪神・大竹や日本ハム・水谷、FA移籍の人的保証での日本ハム・田中正ら多くの選手がソフトバンクから他球団に移籍して花を咲かせている。三浦も「来年は絶対にやれるという自信があった。来年はしっかりと1年間暴れていきたい」と新天地での活躍を誓った。
中日スポーツ