”新庄劇場”を支える日本ハムの新戦力たち! FA、外国人、現役ドラフトの補強が成功!
プロ野球は開幕からおよそ2カ月が経過し、交流戦がスタートした。球団によっては、ドラフトで獲得した選手や新外国人、あるいは移籍で加わった新戦力たちが、結果を残しつつある。 【一覧】日本ハムを支える守護神”圧巻の数字” 昨年まで2年連続最下位だった日本ハムは躍進を遂げている。セ・パ交流戦に入る前の時点で、パ・リーグ2位。首位を独走するソフトバンクを追っている。 チームの躍進を担う新戦力としては、FAで加入した山崎 福也投手(日大三出身)の存在が大きい。火曜日の男として先発ローテーションを任され、セ・パ交流戦前まで、8試合の登板で5勝1敗、防御率2.26と流石の成績。2度の完投もあり、投球回数は55.2回で、1試合平均で7回近く投げる頼もしい存在となった。交流戦初先発となった30日の阪神戦では、7回を投げ3安打無失点で6勝目。打っても打撃センスを新庄監督に買われて6番に起用され、1安打1打点と活躍した。 野手では、現役ドラフトでソフトバンクから移籍した水谷 瞬外野手(石見智翠館出身)が、存在感を発揮している。1度目の昇格だった4月は4試合で打率.154(13打数2安打)と結果を出せなかった。しかし2度目の昇格となった5月21日の試合で、2安打1打点。いきなり結果を出してお立ち台に上がるなど、8試合で打率.480(25打数12安打)とチャンスをつかんでいる。 スティーブンソン外野手と、レイエス外野手の両外国人選手は、ここまでもうひとつ結果を残せないでいる。スティーブンソンは2軍で調整後に、1軍昇格を果たしたが、調子は上向かない。レイエスもMLB通算108本塁打のパワーを発揮することができず、5月13日に登録を抹消された。 投手ではマーフィー投手が、チーム最多の21試合に登板。1勝1敗5ホールド、防御率2.18と好結果。4月25日から13試合連続無失点(継続中)と、ブルペンに欠かせない存在となった。当初は比較的プレッシャーの少ない場面で登板していたが、5月以降は主に勝ちパターンとして起用されている。 一方で投手、野手ともに昨年のドラフトで獲得した新人は1軍デビューを果たしていない。 ※数字は2024年5月30日現在