国家公務員に冬のボーナス 65万円、法改正間に合わず
国家公務員に冬のボーナス(期末・勤勉手当)が10日、支給された。 管理職を除く行政職職員(平均年齢33.1歳)の平均支給額は、前年冬と比べて約2万1500円(約3.2%)減の約65万2800円。ボーナス引き上げを求めた人事院勧告に基づく給与法改正案が成立していないことから、減額となった。 【ひと目でわかるグラフ】名目賃金と実質賃金の増減率 改正案は、ボーナスの支給月数を0.1カ月分引き上げて年間4.6カ月とする内容。成立すれば、冬ボーナスの平均支給額は前年冬から約7.1%増え、約72万2000円となる。今回の支給額との差額は後日支給する。