【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】浅井康太「イチかバチか、突っ込んだ」 内をスルスル通ってミラクル白星
<21日・小倉競輪・3日目> 浅井康太が芸術的な走りを見せた。山口拳矢に前を任せた3日目6Rは3角7番手と厳しい展開。万事休すと思われたが、「コースは空いていなかったがイチかバチか、突っ込んだ。勝ちか負けかの勝負に出た」と勝負師の嗅覚を発揮。内をスルスルと通って、直線中割りで白星を手にした。 初日10Rは8着に敗れたが、勝負駆けに成功。4着までが勝ち上がれる2予A進出を決めた。「2日目の休みに修正して、うまく調整できた。道中は楽に自転車を回せた。周りが止まって見えた」と前日の休養が吉と出たようだ。 4日目9Rは再び、山口とタッグを組む。自身の感性をフルに発揮して、10月弥彦寛仁親王牌に続く準決入りを目指す。