【5日(日)の天気】日本海側の雪・雨エリア縮小 朝は寒の入りらしい寒さ 広島-1℃と今季初の氷点下予想
5日(日)は冬型の気圧配置は緩み、日本海側の雪や雨はやんでいる時間が長くなりそう。雪がやんだあともUターンで車を運転する場合は、路面状況の悪化に注意し、除雪作業中の事故にも気を付けた方がいいだろう。5日(日)は二十四節気の小寒(しょうかん)で、朝は寒の入りらしい寒さの所が多くなりそう。ただ、昼間は穏やかな南風に変わるため、日ざしのもとではいくらか過ごしやすく感じられそうだ。
日本海側の雨や雪はやむ時間増える
4日(土)は冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪や雨が降ったりやんだりとなった。5日(日)になると大陸から高気圧が移動してくるため、冬型の気圧配置は弱まる見込み。日本海側の雪や雨のエリアは狭くなり、やんでいる時間が長くなりそうだ。いくらか日ざしも届く見込み。雪がやんだあとも、これまでの雪や雨で路面状況は悪化しているため、Uターンで車を運転する際は引き続き細心の注意が必要。除雪作業中の事故や、なだれなどにも気を付けたい。
太平洋側でも夕方以降はにわか雨
太平洋側では、朝から日中は引き続き晴れる見込み。東京の予想最小湿度は34%など、空気の乾燥も続くため火の取り扱いに注意してほしい。 太平洋側では、昼間は日ざしに恵まれるものの、夕方以降は西日本から東海でにわか雨の可能性がある。遅い時間になるほど雨が降りやすいため、帰りが遅い場合は折りたたみ傘があるといいだろう。
5日(日)は二十四節気の小寒
5日(日)は二十四節気の小寒(しょうかん)で、一年の中でも厳しい寒さが続く時季に入る。最低気温は前日と同じか低く、関東甲信から北日本は氷点下の冷え込みになる所が多い予想。広島でも-1℃と今シーズン初めて氷点下となる見通しで、朝は全国的に寒の入りらしい寒さとなりそうだ。 最高気温は4日(土)と同じかやや高い所が多い見込み。冷たく強めの北風から、穏やかな南風に変わるため、昼間は日ざしのもとでは過ごしやすい所が多い予想だ。
6日(月)仕事始めは雨具忘れずに
多くの人が仕事始めとなる6日(月)は、日本列島を挟むように前線を伴う2個の低気圧が近づくため、広範囲で雨具の出番になりそう。低気圧や前線に向かって南の暖かい空気が流れ込むため、寒中の雨でも気温は高めの予想。最高気温は東京都心で13℃と3月上旬並みで、千葉県銚子市は16℃と4月上旬並みの見込み。多雪地でも青森8℃など気温が上がるため、落雪やなだれなどに一層の注意が必要だ。
なお、7日(火)以降は再び冬型の気圧配置となり、特に9日(木)は寒さが厳しく、日本海側を中心に警報級の大雪など荒れた天気となるおそれがある。 (気象予報士・鈴木悠)