6日(月)仕事始めは広範囲で雨具の出番 平年より気温高く4月上旬並み予想も 多雪地では落雪・なだれなど要注意
6日(月)からは仕事始めという人が多いかもしれない。6日(月)は広い範囲で雨が降り、この時季としては気温が高くなる見通し。最高気温は千葉県銚子市で16℃と4月上旬並みの予想だ。また、青森は8℃と3月下旬並みで、多雪地では気温上昇や雨の影響で雪が緩みそう。落雪、除雪作業中の事故やなだれなどに注意が必要だ。
仕事始めは雨具忘れずに
6日(月)は低気圧や前線が近づく見込み。この低気圧や前線に向かって、南からはこの時季としては暖かく湿った空気が流れ込む影響で、西日本から東日本では雨の降る所が多い見通し。仕事始めは、広い範囲で雨具の出番となりそうだ。
朝の通勤時間は西日本から東海で雨が降り、東北北部や北海道でも雨や雪が降る見通し。夜にかけて雨の範囲が広がり、関東は夕方以降に本降りの雨になりそう。沿岸部では南風が強まる可能性がある。関東では朝に雨が降っていなくても、雨具を忘れない方がいいだろう。
寒中の雨でも気温高め
5日(日)は二十四節気の小寒(しょうかん)で寒の入りとなるが、6日(月)は低気圧や前線に向かう南風の影響で、気温は平年より高い所が多くなりそう。最高気温は東京都心で13℃と3月上旬並みの見込みで、千葉県銚子市では、16℃と4月上旬並みの予想だ。朝はヒンヤリするものの、昼間はあまり着こみ過ぎない方がいいだろう。脱いだり着たり、調節しやすい服装がよさそうだ。
北日本でも気温上昇
そのほかの最高気温は札幌で4℃、青森では8℃と3月下旬並みの予想。雨や気温が上がる影響で、多雪地では雪が緩むおそれがある。落雪やなだれなどに注意が必要。また、除雪作業中の事故にも注意が必要で、除雪や雪下ろしは命綱やヘルメット、滑りにくい靴を着用して必ず2人以上で行ってほしい。 (気象予報士・鈴木悠)