子どものランドセルのことで、泣きながら夫婦喧嘩を…競争が激化する「ラン活」にふりまわされる親たち
過熱するラン活の「リアル」を探る集中連載!ママ734名によるwith classの「ラン活アンケート」の中からリアルな声を抽出し、昨今のラン活の動向を紐解いてきた「アンケート結果研究編」はいよいよ最終回です。 【画像で見る】「ランドセル」人気ランキング! 1位はCMで人気のブランドが…今話題の布製は何位? 大トリは、これからラン活を始めるママが一番知りたかった、ランドセル購入経験者の「ラン活の失敗&成功エピソード」をご紹介します! すべてはわが子に心を寄せつつ、よかれと思ってやっていたこと。それが裏目に出て……ということばかりです。 ラン活中の方の学びになるエピソード満載!是非参考にさせてもらいましょう!
親が関与しすぎ問題! 数年経ってからの子どもの告白「本当は別の色が欲しかった」
●色やデザインにまつわる親子の思いのすれ違い 人気色のアンケート結果をご紹介する回でも触れた「その色、6年間使える?」問題。親の意見を取り入れた子どもの反応として、悲しいエピソードが語られていました。 そして、そんな色にまつわる残念な経験談はまだまだ出てきました。 「息子が色で悩み、決められなかったので親が決めてしまった。あとで、別の色の方がよかったと言われて申し訳なかった」 「親子共に色に満足していると思っていたのに、数ヵ月後に下の子のランドセルの色の話になったときに、『私のはママが押し付けたからな』と言われてショック! 最後は『本当にこれでいいの?』『こっちは?』と違う色もすすめたのですが、私の意思がどこかで入ってたんだと思います」 「親子で気に入った色があったが、両祖父母から猛反対にあい断念。当時は納得していた娘も、数年経って後悔が……。やっぱり気に入った色を買ってあげたかった(泣)」 多くの人は買い替えは想定していないランドセル。だからこそ、長く使えるものという大人の気持ちもわかります。しかし、使うのはあくまでも子どもです。 「その場では、大人の提案色に子どもも納得した」という意見も多かったのですが、子ども的には「親に押し切られた」という記憶で残っている模様。お子さん本人の本音に耳を傾けるプロセスを丁寧に行う必要がありそうです。