関東から西は秋晴れ少ない 気温は今後も平年より高いまま 気象庁1か月予報
気象庁は10日(木)、向こう1か月(10/12~11/11)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込み。全国的に10月後半にかけても、気温がかなり高くなりそうだ。
東日本の太平洋側と西日本は、低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、向こう1か月の日照時間は平年並みか少ない見通し。
高温に関する早期天候情報
北・東・西日本は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため、気温が平年より高い地方が多い見込み。とくに東北以南は、気温がかなり高くなる日が多くなりそうだ。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。