一問一答❸ ドジャース・大谷翔平の今年の漢字は『一』 「久々にその質問きましたね」と笑顔で3つの選択肢から絞る
米大リーグ、ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、オンラインで日本メディアの合同取材に応じ、今オフに受けた左肩の手術に関するリハビリ状況などを語った。今年を表す漢字一字を『一』とし、「優勝して一番になったこと、移籍1年目だったこと」と理由を明かした。主な一問一答❸は以下の通り。 ――今年の漢字を一字で表すなら 「久々にその質問きましたね。ふふふ。何ですかね。えー、なんだろう。優勝の『優』でもあり、一番の『一』でもあり、50―50の『五』でもあり、たくさんあるんですけどね(笑)。そこら辺…」 ――1つ選ぶなら 「1個?! 『一』じゃないですか。優勝して一番になったということと、移籍1年目だったということと、という感じですね」 ――常識や限界を自身でどう捉えているか 「子供の頃、野球を始めた最初からメジャーリーグにこうやってきて、本塁打王になったりMVPをいただいたりとか、優勝できたりとか、というところまで最初から想像できたわけではない。上がっていくにつれて少しずつ見える先が広がってきたような感じではある。この先もそれはあまり変わらないんじゃないかなと思う。少し先を見据えるくらいで十分なのかなというか、そのくらいがちょうどいいのかなとは思ったりはしています」 ――左肩を負傷して技術的に投球、打撃で左肩がどういう役割を果たしているか、気づきがあったか 「打撃に関してはまだそこの打ったりとかバットを振ったりはできていない。投球に関しては70マイル(約112・6キロ)くらい。けがの功名ではないですけど、必ずけがをすると、膝のときも肘のときもそうですけど、そういう大なり小なり気づく点はある。改めての確認だったりも含めて発見というのは毎日、リハビリの段階が上がれば上がるほど増えてくるのかなと思ってますね」 ――構えがいい状態というのはどういう感覚のときか 「自分の中の感覚としては正しく立てているなというのが一番です。腕の高さであったり、グリップの自分の体からの遠さだったりで、重心の位置はずれるんですけど、例えばそれをスタンスで変えるのか、開き具合で変えるのか、あとは下(半身)は変えずに手のバランスで変えていくのか、目線で変えていくのかとか…。主観の部分ではそういうところが一番大事だなとは思っているのでそこさえ整えば、ボールが来る前にある程度打てる予測というのが、しやすいなと思っています」