「漢字も格好良い」貴重な先制弾の正智深谷MF小西聖七、名前“せな”の由来は? ゴールパフォのモデルも明かす【選手権】
96年に大ヒットした「ロンバケ」の主人公から
[高校選手権・1回戦]正智深谷(埼玉)2-1 長崎総科大附(長崎)/12月29日/NACK5スタジアム大宮 【動画】正智深谷vs.長崎総科大附のハイライト 正智深谷は12月29日、第103回全国高校サッカー選手権の1回戦で長崎総科大附と対戦。2-1で接戦を制し、初戦を突破した。 この一戦で先制点を挙げたのが、小西聖七だ。前半37分、鹿倉颯太の右CKに反応するとヘッドで叩き込んだ。その後、足をつったこともあり、後半16分に交代となったが、勝利に貢献した。 小西は自身のヘディング弾について「練習で、いつもやっている入り方ができました。鹿倉君がドンピシャのボールを出してくれました。練習でもたくさん、あのようなボールが来ます。本番で決められて良かったです」と喜ぶ。 得点直後に披露したゴールセレブレーションは、自身が好きなバルセロナのFWラミン・ヤマルのパフォーマンスを真似しているという。 また、報道陣から“せな”という名前の由来を問われると、1996年にフジテレビ系列で放送されたドラマ「ロングバケーション」で俳優の木村拓哉さんが演じた瀬名秀俊だと明かす。 2006年生まれの小西は、母が好きな“ロンバケ”を見たことはないが、名前については「(聖七の)漢字も格好良いので、気に入っています」。母がキムタクのファンなのかと問われると、「たぶん、そうです。聞いておきます」とはにかんだ。 初戦突破を果たしたチームは次戦、31日にプレミアリーグWESTに所属する強豪・東福岡と相まみえる。小西は「次の試合は(足を)つらずに、自分のプレーでゴールに関わって、勝利に貢献していきたいです」と意気込んだ。 取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)