「沈黙の艦隊 北極海大海戦」25年9月劇場公開。原作随一のバトルシーン実写化。Amazonドラマの続編
Amazon MGMスタジオは、実写シリーズの続編映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」を2025年9月26日に公開する。シーズン1と同じ製作陣が手掛け、原作漫画随一のバトルシーンも描かれる第二章になるとのこと。配給は東宝。 【画像】映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」©2025 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved. ©かわぐちかいじ/講談社 「モーニング」(講談社)で1988~96年に連載された、累計発行部数3,200万部(紙・電子)を突破するコミック「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ作)を、大沢たかおを主演/プロデューサーに迎えてAmazon MGMスタジオが実写映画化。2024年にはドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」が配信され、日本のAmazonオリジナル作品で歴代一位の国内視聴数を記録した。 壮大なテーマ性とスケール感から実写化不可能と謳われていた原作を、「キングダム」や「ゴールデンカムイ」などヒットシリーズを数多く手がけるクレデウスが制作、吉野耕平氏が監督を務めて映像化。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させ、臨場感溢れる映像体験を実現。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開された。 日米政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪って反乱逃亡した海江田四郎(大沢たかお)は、独立国“やまと”を世界に宣言。アメリカはやまとを核テロリストと判断し撃沈を図ったが、海江田は天才的な操舵でいくつもの海戦を潜り抜け、海上自衛隊をも巻き込んだ東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒。国連総会へ出席すべくニューヨークへ針路をとった。 そして物語は第二章に突入。続編は、第一章からさらにスケールアップし、至高の潜水艦バトルアクションを余すところなく楽しめる映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」として劇場公開される。 描かれるのは、原作漫画随一のバトルシーン・北極海大海戦と、連載当時にテレビ特番が組まれるほどの社会現象となったやまと選挙。冷たい北の海で繰り広げられる緊迫の魚雷戦。砕ける流氷を回避しながら、最新鋭潜水艦同士が激しくぶつかり合う。 作品のスケールの大きさを予感させる、新ビジュアルとメイキングPVも公開。オーロラが空に浮かぶ氷山の狭間から、深海へと飛び込んでいくやまとの姿が描かれたビジュアルは、これから起こる壮絶な闘いを予感させる。 さらに8月~10月に行なわれた撮影の様子を収めたメイキング映像も公開。流氷が浮かぶ北の海で泳ぐクジラの姿が、今作のスケール感を期待させる。原作者のかわぐちかいじも、存在感がまさに海江田そのものと絶賛するほど圧倒的である大沢の姿、吉野監督と大沢が意見を交わし合い撮影に臨む場面が映し出され、本作に懸ける現場の熱い想いが感じられる貴重な映像となっている。 ■ ストーリー 冷たく深い北の海を、モーツァルトを響かせながら潜航するやまと。 “大”いなる平“和”と名づけられた原子力潜水艦は、米第7艦隊を東京湾海戦で圧倒し、ニューヨークへ針路をとった。アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったとき、背後に迫る一隻の潜水艦…… 「核テロリスト〈やまと〉を撃沈せよ――」 それは、ベネット大統領が送り込んだ、やまとの性能をはるかに上回るアメリカの最新鋭原潜であった。 時を同じくして、日本では衆議院解散総選挙が行われる。やまと支持を表明する竹上首相は、残るも沈むもやまとと運命を共にすることとなる。 海江田四郎は、この航海最大の難局を制することができるのか。 オーロラの下、流氷が浮かぶ北極海で、戦いの幕が切って落とされる―― Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者 ジェームズ・ファレル 『沈黙の艦隊』の劇場版続編の制作を発表できることを大変嬉しく思います。これは第一作目の映画とAmazon Originalシリーズの大きな成功を受けてのものです。『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、観客の皆様にさらに緊迫感あふれる、心を掴むような体験をお届けすることをお約束します。 このプロジェクトは、日本そして世界中の視聴者の皆様の心に響く、高品質でローカルに根ざしたコンテンツを制作するという私たちのコミットメントを示すものです。才能あふれるキャストとクルーの皆様とこの旅を続け、潜水艦が誘う壮大な物語を再び大スクリーンでお届けできることを心から楽しみにしています。 主演/プロデューサー 大沢たかお 2023年劇場版『沈黙の艦隊』、2024年ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大海戦~』、そして2025年秋、ついにその続編となる『沈黙の艦隊 北極海大海戦』が劇場公開されることが決定しました。 前作にて東京湾を脱出した「やまと」は、この物語最大にして最も厳しい米軍との戦いへと突入します。政治ブロックでは、今の日本と重なるような竹上総理による解散総選挙、さらに「やまと」の運命を大きく左右する新たなキャラクターの登場。前作を超える迫力とスリル、そしてドキドキワクワクがこれでもかと詰め込まれた作品になっております。やまと、米軍、政治家、報道陣――それぞれの人物の感情の交錯や葛藤もぜひ注目していただきたいと思います。 みなさんの想像をはるかに超える世界をお届けできると確信しております。映画館でこの作品を体感していただける日を、心より楽しみにしております。 監督 吉野耕平 かわぐちかいじ先生の「沈黙の艦隊」の世界の実写化に、再び参加することができ光栄です。 北極海の大氷原下で最強の敵に挑む海江田と『やまと』のクルーたち。そして未曽有の選択に揺れる日本。 シリーズ屈指のドラマチックな物語と、登場人物たちそれぞれの想いを余すことなく劇場の大スクリーンにお届けできるよう、作り手の1人として全力で戦い抜きたいと思います。 クレデウス 代表取締役/プロデューサー 松橋真三 今夏『キングダム』で劇場を大いに湧かせ、感動の嵐を巻き起こした大将軍・大沢たかおさんが、『沈黙の艦隊』最新作で海江田四郎として帰還します。 『沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大海戦~』は、おかげさまで絶賛の声を多くいただき、配信直後に続編のグリーンライトを獲得して、すぐに脚本にとりかかりました。皆さまからの大反響に応えるべく、次作はさらなるスケールアップを狙いたい。かわぐち先生にもそうご相談して、映画『北極海大海戦』として制作いたしました。 北極海を舞台にした日米の潜水艦バトル、そしてその先にある感動のストーリーを、是非劇場の大スクリーンでご堪能ください。 観たことのない迫力の映像体験ができることをお約束します。
AV Watch,山崎健太郎