反町隆史&杉野遥亮がW主演でバディに 昭和と令和の凸凹刑事が未解決事件に挑む<オクラ>
反町隆史と杉野遥亮が、10月8日(火)スタートのドラマ「オクラ」(毎週火夜9:00-9:54、フジテレビ系)にてW主演を務めることが発表された。本作はフジテレビ制作としては「ゴーストライター」(2015年)以来9年ぶりに復活する“火9”ドラマ枠で放送される。 【写真】約20年ぶりにフジテレビ制作連ドラ主演を務める反町隆史 ■“オクラ”状態の事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント 本作は、人情味あふれる昭和刑事とクールな令和刑事が、長期に渡って未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。反町演じる人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットー昭和刑事・飛鷹千寿(ひだかせんじゅ)と、杉野演じるクールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己(ふわとしき)のジェネレーションギャップバディが、わずかな手がかりを頼りに風化寸前となっていた事件の真相に迫っていく。 そんな世代間ギャップある凸凹バディを演じる反町と杉野は本作で初共演。昭和人情派に対して令和クールという真逆な役どころを演じる初タッグの2人が、新時代のバディ像を見せていく。また、反町は「ワンダフルライフ」(2004年)以来約20年ぶりのフジテレビ制作連ドラ主演となり、杉野は「マウンテンドクター」(2024年)から2クール連続のフジテレビ系連ドラ主演となる。 さらに、完全オリジナルストーリーとなる本作は、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(2007年、フジテレビ系)、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)などの脚本を手掛けた武藤将吾が担当する。 ■捜査一課に属しながらも、あらゆる部署からはみ出し者たちが集う“オクラ” オクラは警視庁のエリート部署でもある捜査一課に属しながら“特命捜査情報管理室”と呼ばれ、警視庁内のあらゆる部署から“無能”“荒くれ者”のらく印を押されたはみ出し者たちが集う、掃きだめのようなところ。 事件の捜査はするものの、過去に起きた事件に関するデータ入力が主な業務のため、他部署からは“刑事の墓場”とやゆされている。そんなオクラには千寿や利己のほか、元ヤン女性刑事やギャンブル狂の室長、元公安の主婦刑事、お調子者のハッカー、居眠りばかりしているベテラン刑事などひと癖もふた癖もある強烈なキャラクターがそろっている。そんな強キャラを演じるキャスト陣は後日解禁される。 ■反町隆史コメント「いかに昭和感を出せるかが肝」 ――今作への意気込みを教えてください。 まだ(クランクイン前なので)“飛鷹千寿”という自分の役名も言い慣れていない状況です(笑)。クランクインまでに台本をしっかり読み込みながら徐々に作り上げていきたいなと思っています。なんと言ってもすでに脚本がすごく面白いので、どういう風に我々が芝居をして、監督がどう演出してくれるのかなと今から楽しみでなりません。 杉野さんが刑事ドラマ初ということで、刑事の先輩として1つだけアドバイスをするならば…。事件に関する説明セリフが意外と難しい。芝居をする…とはまた違った難しさがあるかもしれないので、現場で一緒にお互いのセリフについて調整していければいいなと思っています。 ――台本を読まれていかがですか? まずは展開がスピーディーというのが印象的でした。毎話いろいろな事件に挑んでいくのですが、物語が進むにつれて単に未解決事件を追うだけではなく、後半に向けては違う形のストーリーになっていくので最初から最後まで楽しみにしていただきたいなと思います! ――役どころについて教えて下さい。 千寿と利己は世代間ギャップのあるバディという役どころにはなりますが、目標としているものが一緒だったら最終的に良いドラマが出来上がると思います。そのぶつかり合いも楽しんでいただけたらうれしいですね。僕の役は“THE昭和”な刑事なので、いかにその昭和感を出せるかが肝だと思うので、楽しみながら演じていきたいです。 ――最近感じたジェネレーションギャップはありますか? 世代によってのギャップは、音楽が1番色濃く出るのかなと思います。それぞれの世代が青春時代に聴いていた音楽の違いで、何となく世代の違いがわかる。自分の世代は尾崎豊さんが青春の1曲で、あとはやっぱりサザンオールスターズさん。特に若いころ、その瞬間に聞いていた曲が印象的ですね。 ■杉野遥亮コメント「自分自身は一生懸命演じていくだけ」 ――今作への意気込みを教えてください。 実は刑事ドラマは初めての出演になります。「どう演じていくのだろう」と恐縮しているのと、刑事役は楽しそうだなという期待の気持ちもあったりするのですが…それ以上に脚本がすごく面白いので、自分自身もそれに乗っかって楽しみながら演じていきたいです。 ――台本を読まれていかがですか? 重厚な作品だなと思う一方で、登場人物たちの掛け合いのセリフを見ていると面白くなりそうだなという場面もあるんです。クセの強いキャラクターたちとのシーンも楽しみです。第1話から期待できるような場面がたくさんあるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです! ――役どころについて教えて下さい。 実際に演じてみないと分からない部分がまだまだありますが、利己の少しシュッとクールな表情や、オクラの部署には慣れていない部分も含めてドラマを通して伝わればいいなと思います。自分自身は一生懸命演じていくだけなので、その気持ちも役に反映していきたいです。 ――最近感じたジェネレーションギャップは? TikTokなどのSNSには疎いかも…。まだ20代なのですがアナログな部分があるので、年上の方とのギャップはあまり感じていないかもしれません。スマホは持ってはいるものの、最低限の連絡と情報検索しかしないのであまり使いこなせていないんです(笑)。 ■足立遼太朗プロデューサーコメント これは野菜ではなく刑事モノです。飛鷹千寿(反町)と不破利己(杉野)がそろった姿を初めて見た時、真夏の炎天下の中、すさまじく鳥肌が立ちました。新たな無類のバディが誕生します。 相いれない性格で、それぞれ異なる解釈の正義を持つ2人がぶつかり合いながら未解決事件に切り込み、止まっていた時を再び動かしていきます。武藤将吾さんが紡ぐ完全オリジナルストーリー。1話から怒涛の展開になっていきます。復活の火9ドラマ第1弾! ぜひ楽しんで見ていただけるとうれしいです!