【電動パフォーマンスの未来】 キャデラック発表のコンセプトカー 「オピュレント・ベロシティ」
ベロシティ:爽快な高揚感を極めたパフォーマンスの芸術
ベロシティ体験は、「キャデラックVシリーズ」の代名詞であるラグジュアリー感はそのままに、ハイパーカーならではの最大限のスリルをユーザーに提供すると語る。 マルチファンクションコントローラーに触れると、「オピュレント・ベロシティ」は自律走行モードからベロシティ体験へと切り替わり、モードが起動すると、ステアリングホイールとペダルがせり上がって現れ、ユーザーはハンドルを握るよう促さる。 ベロシティ体験は、キャデラックのブラックウィング・サーキットですでに実証されている技術からインスパイアされた究極のラグジュアリー・パフォーマンスを実現し、実際のサーキット体験を取り入れたベロシティ・モードでは、車両のユーザーガイドとしてHUDスクリーンに表示される「ゴーストカー」機能が競技用ドライビングコースを提供し、ドライバーがラップタイムを向上させたり、指定されたさまざまなコースで仲間と競い合ったりすることが可能だという。 さらにベロシティ・モードでは、道路のオーバーレイや路面状況のリアルタイム情報、アクティブ・エアロやサスペンションの減衰力調整の完全なコントロールなど、ドライビング性能の向上を視覚的にサポートする機能を搭載していると発表された。
象徴的なプロフィールとハイパーカーならではエクステリア
キャデラックのハイブリッドレーシングカー「Vシリーズ.R」に見られる美学を忠実に再現した「オピュレント・ベロシティ」は、ドラマチックにドレープされたサーフェスとシンプルで洗練されたモダンな外観、特徴的な低いシルエットとすっきりとしたフロントマスクで、人々の注目を集めると彼らは表現する。 フロントとリアの乗降は、美しく個性的な大きなバタフライドアによって、広々としたドア開口部が確保されており、同様に、エクステリアデザインの微妙な変化とコントロールされたサーフェスが、そのダイナミックなグラフィックとプロポーションを際立たせている。 キャデラックのバーティカル・ライティング・シグネチャーは、インテリアとつながるリア・トンネル照明に見られるクリスタル・フルーテッド・ディテールを追求し、大胆なバーティカル・テールランプをさらに引き立てた。 キャデラックのイルミネーション・バッジは進化を遂げ、3Dリットを採用することで、装飾、洗練、テクノロジーの相乗効果を強調し、精悍でラグジュアリーな外観に加えて、エクステリアは明るいゴールド・パールで塗装が施され、柔らかくエレガントな雰囲気を醸すと表現している。 ■キャデラック・アドバンスド・デザインマネージャー マガリー・ドゥベリ 「『オピュレント・ベロシティ』は、モータースポーツの力強いデザインからインスピレーションを得て、2+2のエアロダイナミック・ボディフォルムを実現しました。 このモデルは、あらゆる要素と感覚を包括的に考え、ハイパーカーの個性とラグジュアリーなデザイン、そして誇り高いまでの豪奢との完全なる融合をコンセプトにしています。これは、キャデラックが電動化されたラグジュアリー・パフォーマンスの分野をリードする意志を世界に示すものです」と語った。