【わが家のリフォーム実録記】実際の浴室リフォームの流れって?補助金を利用してお得に!
3日目にユニットバスが搬入されて、組み立てられる。4日目に、給排水管と電気配線が接続され、浴室として利用することはできるようになった。5日目は洗面所の内装工事で、今回は壁と床の張り替えをした。
お掃除機能は、左上の○のところに洗剤を入れると浴槽の底の○の穴から洗剤や流水が出て、強い水流で浴槽を洗う。ふたをしっかりしめておかないと、浴室が水浸しになる、らしい。洗面所側の浴室乾燥機のリモコンの上に、お掃除浴槽用のリモコンが設置された。 さて、新しい浴室で入浴をしてみた。暑い時期なので、お湯の冷め具合はわかりづらいが、床の水はけはとてもよい。お掃除機能は、想定していたよりはピカピカではなく、ちょっと微妙だ。使い続けてみないと実力はわからないのかもしれない。
補助金でいくらもどってくる?
こうしてリフォーム工事が終了した。その費用は約157万円。そのうち、子育てエコホーム支援事業の補助金でいくら戻ってくるかというと、リフォーム会社の試算によると、7万円だった。 ただし、ラッキーなことに、東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」の補助金が使えることを知った。2023年度までの補助金制度にはなかった「高断熱浴槽」が、2024年度から対象になると発表されたのだ。補助金の額は、「助成対象経費の1/3」か「1住戸当たり9万5000円」か、いずれか小さい額。リフォーム計画中にこのことを知ったので、リフォーム会社に相談したところ、わが家の場合は前者となり、おおよそ5万5000円程度の補助額になるのではないかということだった。 子育てエコホーム支援事業と東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業は、併用が可能。工事完了後にリフォーム会社にそれぞれの申請をしてもらうので、まだ決定してはいないが、12万5000円程度のキャッシュバックということになる。浴室のリフォーム自体は額が大きいので、それほど戻ってくる印象はないが、節水トイレのリフォーム工事程度の費用であれば、補助金にもっとお得感があるだろう。 長々の筆者の自宅のリフォーム工事についてレポートしてきたが、リフォームの手順や補助金など、これからリフォームをする人にとって、参考になる情報もあるだろうと考えてのことだ。少しでも役立てていただければ嬉しい限りだ。 ●取材協力 子育てエコホーム支援事業(国土交通省) 東京都既存住宅における省エネ改修促進事業
山本 久美子
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