【わが家のリフォーム実録記】実際の浴室リフォームの流れって?補助金を利用してお得に!
3社の相見積もりを比較し、1社に絞り込む
3社の見積もりが出そろったところで、比較をしていった。とはいえ、それぞれの見積もりは項目がばらばらなので、金額の大きな項目だけをピックアップしたり、似たような項目で金額が大きく異なるものをピックアップして比較するだけでもよいだろう。可能であれば、似たような項目をまとめるなどして、おおよその傾向の違いを見るようにしたい。 まず、いずれの項目も他社より高いA社だが、見積もりの提出が遅かったこともあり、依頼しないことに決めた。次は、B社とC社の比較になるが、最も重要なのは、金額の大きいユニットバスとオプションのお掃除機能の金額だ。B社のほうが安くなっているが、後で明細を取り寄せたところ、お掃除浴槽の定価からの割引率が、他社より大きいことが分かった。 また、C社の仮設養生費用が他社よりかなり安いが、これはマンションの共用廊下やエレベータなどの養生費用を入れず、住戸内だけの養生費用だったので、共用部の養生費を加えるよう依頼した。また、他社が見積もりに入れているアスベスト関連の費用がなかったので確認したところ、既存の浴室にアスベストが含まれる場合は、10万円程度の費用が上乗せされるという回答だった。 さらに、浴室の詳細部分は各社にお任せの見積もりだったので、その明細を取り寄せて比較した。たとえば、浴室の扉はC社が標準の折れ戸、B社は今の浴室でタオル掛けを使っていたことから、開き戸でタオル掛けをつけていた。逆に、クロスの張り替えでは、B社は浴室側の1面の壁のみ、C社は両面の壁と天井までが対象となっていた。というように、細かい点でいろいろな違いがあった。 こうした違いをそろえたうえで、2社に再度見積もりを依頼したが、結論から言うと大きな違いはなかった。それぞれに+-があるのでかなり迷ったが、対応が早いこと、他社が知らない重要な情報を提供してくれたことなどから、少し対応がアバウトだったがC社に依頼することにした。
【関連記事】
- 50代からの中古リノベは「小さく広くシンプルに」。中古マンション約61平米を2LKDから1LDKへ インスタグラマーmiyuさん
- 築65年老朽化団地、1棟まるごと断熱リノベで暑い、寒い、カビ・結露と決別! 住人は住みながら改修・仮住まいや引越しなしで 「アンレーベ横浜星川」神奈川県横浜市
- 二拠点生活で自己肯定感も爆上がり! 築75年”超ビンテージマンション”に低予算投資したら「予期せぬ人生の変化」が起きて大正解だった 小説家・高殿円
- 三軒茶屋で築86年古民家を購入&DIY! スウェーデン人アントンさん、日本×北欧のジャパンディスタイルに大改造 東京都
- 断熱等級5の100平米の家「結露や温度差の悩みがなくなった」。都内の旗竿地&住宅密集地ならではの工夫も 東京都中野区・Aさん家族【断熱新時代・住宅実例】