【わが家のリフォーム実録記】実際の浴室リフォームの流れって?補助金を利用してお得に!
ショールームでサンプルを見ながら、詳細を詰める
C社は特定の住宅設備メーカーのフランチャイズ店だが、他のメーカーの商品も扱っているので、もう一つの提案として、他社の同グレードの商品を選んで見積もりをしていた。そこで、その2つのメーカーのショールームに行って、サンプルを見ながら詳細を詰めることにした。 このとき、自分たちだけで行ってもよいし、リフォーム会社に同行をしてもらってもよい。今どきのユニットバスは、異なる設備メーカーの商品でも似たような機能があるが、それぞれに個性があるのでかなり迷った。最終的には、共通で見積もりを取った商品の方を選んだ。
マンションならではのリフォームのルールがある
さて、詳細が決まると、住宅設備メーカーが実際に浴室を調査して、自社のユニットバスを設置できるか、ユニットバスを制作する際に空けておくべき給湯器のリモコンの位置、取り付けるシャワーの位置などを確認していった。これで問題なく設置できるとなると、リフォーム工事の日程を決めて、工事内容を確定し、「建築請負契約」の締結に移行する。 ただし、マンションごとにリフォームに関するルールがある。あらかじめ管理会社に相談しておけば、管理規約にどんなルールがあるかを教えてくれるので、早めに相談したい。わが家の場合は、「管理会社に共用部分や構造への影響、内装・床材の指定についてあらかじめ相談すること」、「施工1カ月前までに管理組合に所定のリフォーム申請書を提出すること」、「着工前に近隣住戸に工事期間などについて通知すること」などのルールがあった。 リフォーム会社は管理組合とのやり取りになれているはずだが、2週間前までに申請すればよいマンションが多いということで、まだ動いていなかった。マンションそれぞれでルールが異なるので、自身でもきちんと確認して、リフォーム会社に連絡する必要があるのだ。
リフォーム期間は5日間、その間は自宅の風呂に入れない
さて、契約に際しては、工事内容の詳細確認や金額、支払うタイミングだけでなく、工事のトラブルに対応できる保険に加入しているか、アフターサービス保証はあるかなどの確認も重要だ。契約を終えると、いよいよ工事開始。 工期は5日間。その間は、もちろん浴室は使えない。また、原則として工事中は在宅した。工事の工程は以下の通り。 1日目:養生開始、既存設備解体撤去、給排水管移設 2日目:電気配線移設 3日目:新規ユニットバス搬入設置 4日目:浴室入口枠取付、給排水管接続、電気配線接続 5日目:内装工事、清掃・養生撤去 初日は解体工事。一日中、かなりの音がして、埃が舞っていた。あわてて洗面所に置いていたものを避難させた。解体工事が終わると、浴室はただのコンクリートの箱の状態になっていた。1日目に電気配線の移設もしてしまったため、実際には2日目の工事はなかった。
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