万博会場に『メタンガス』 パビリオンエリアでも検出 当初は「ガス存在の可能性低い」と発表の地域
ことし「3月、メタンガスによる爆発事故が起きた、万博会場の工事現場で、新たに4か所でメタンガスが検出されていたことが分かった。 万博会場に『メタンガス』 パビリオンエリアでも検出
■万博トイレの建設現場でガス爆発事故
ことし3月、万博会場となる夢洲の「グリーンワールド工区」で建設中のトイレで、溶接作業中に出た火花が、地中から出ていたとみられるメタンガスに引火する事故が発生した。
■パビリオンのエリアでもメタンガス検出 基準の4分の1以下
これを受けて、博覧会協会が会場の260の地点で測定していたメタンガスの濃度を確認したところ、当初、メタンガスが存在する可能性が低いとしていた、パビリオンが立ち並ぶエリアの4か所でも検出されていたことが新たに分かった。 メタンガスの濃度は、法令が定める基準の4分の1以下で、体調不良を起こした人は出ていないということだ。 博覧会協会は、来場者の安全を確保するため、6月中に安全対策を取りまとめたいとしている。
関西テレビ