【ラグビー】結果と経験を求めるジョージア戦。「ベストな23名」で第2次エディー・ジャパンのテストマッチ初勝利ねらう。
7月13日にユアテックスタジアム仙台でおこなわれる「リポビタンDチャレンジカップ2024」のジョージア戦を2日後に控えた11日、日本代表のエディー・ジョーンズHCとキャプテンのリーチ マイケルが記者会見に出席した。 7月6日に若手中心のJAPAN XVを率いて、マオリ・オールブラックスを相手に記念すべき初勝利を挙げたエディーHC。8日に日本代表として再スタートしたチームはアティチュードが素晴らしく、良い準備ができていると評価した。 この日発表されたジョージア戦に臨む試合登録メンバーについても「ベストな23名」を選出したと話した。 LO(4番)で先発出場するキャプテンのリーチ マイケルも「ベストな4番」としてセレクトしたと答える。これまで主にバックローで試合に出場してきたリーチ本人も、LOでのプレーについて手応えを感じているようだ。 対戦相手のジョージアは、伝統的にフィジカルとスクラムを強みとするチーム。リーチが束ねるFW陣に大きな期待と責任がかかる中、NO8でテビタ・タタフが先発起用される。 エディーHCはフランス・TOP14のボルドーで2023-24シーズンの準優勝に貢献したタタフについて、帰国後間もないことからピークではないがジョージア戦では40~50分間プレーできるとした。 タタフと同じフランス・TOP14のトゥールーズへの加入が決定し、SHで先発出場する齋藤直人について、マオリ・オールブラックス戦でも良いパフォーマンスをしており「世界でも有数のSH」であるとエディーHCは評価している。 ハーフ団を組むSOは、イングランド戦に引き続き李承信が先発出場する。 SOの候補選手として、今回リザーブに入り実年齢は30歳ながらトレーニングで「18歳と思えるような」パフォーマンスを見せる山沢拓也と、23年W杯でも全試合先発出場し経験豊富な松田力也の2名が挙げられた。 テストレベルのSOとしては発展途上にある李承信を加えた3名が成長すると選手層が厚くなる。ジャパンが世界トップ4に入るためのプロジェクトの一環として、ジョージア戦の先発SOを李承信に託したと指揮官は説明した。 7月13日の仙台では第2次エディー・ジャパンのテストマッチ初勝利という結果と、今後を見据えた経験の両方を追い求める。