【センバツ】ベスト4が決定 関東勢が2校 報徳学園は大阪桐蔭をやぶる
◇第96回選抜高等学校野球大会 (28日、甲子園球場) 春の選抜高校野球は28日、4試合が行われ、ベスト4が決まりました。 【画像】新基準バットでホームランを放った神村学園の4番正林輝大選手 星稜(石川)5-0阿南光(徳島) 星稜は初回に1点先制すると、2回には7番・専徒大和選手と9番・戸田慶星投手のタイムリーを含む4連続ヒットなどで3点を加え、序盤にリードを広げます。4回にも8番・中島幹大選手がタイムリーを放ち、1点を追加しました。先発した2年生の戸田慶星投手は、相手打線をヒット2本に抑え完封。星稜が5-0で阿南光に勝利し、センバツ初のベスト4進出を決めました。 健大高崎(群馬)6-1山梨学院(山梨) 両チーム無得点で迎えた5回、健大高崎は1番・斎藤銀乃助選手、2番・田中陽翔選手の連続タイムリーで先制します。さらに4番・箱山遥人選手がタイムリースリーベースを放ち2点を追加。この回4点を奪い主導権を握ると、7回にも2点を追加しリードを広げました。6-1で勝利した健大高崎は12年ぶりとなるベスト4進出を決めました。敗れた昨年の優勝校・山梨学院は、連覇とはなりませんでした。 中央学院(千葉)5-2青森山田(青森) 中央学院は1点を追う2回、8番・蔵並龍之介投手が同点タイムリーを放つと、1番・青木勝吾選手が2点タイムリーツーベースを放ち逆転に成功します。4回には再び青木選手がタイムリーツーベースで2点を追加しリードを広げました。先発した蔵並投手は8回に先頭を出したところで交代。2番手の颯佐心汰投手も点差を守り、青森山田に5-2で勝利。中央学院は春夏通じて初のベスト4入りを決めました。 報徳学園(兵庫)4-1大阪桐蔭(大阪) 第4試合の報徳学園は初回に0アウト満塁のチャンスをつくると4番・斎藤佑征選手がタイムリーで先制、さらに5番・安井康起の内野ゴロで追加点をあげ2-0とします。先発・今朝丸裕喜投手は大阪桐蔭打線を1点に抑え、終盤にも追加点をあげた報徳学園が4-1で勝利しました。