田崎史郎氏、宮崎謙介氏の辞職例に挙げ「玉木さんの方が地位は高い」「公人としての責任は?」
政治評論家の田崎史郎氏が12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫問題について、16年に議員辞職した宮崎謙介氏の例を引き合いに出し「公人としての責任はどうなんだ?と思います」と述べた。 【写真】玉木氏の不倫相手とされる元グラドル 和装姿の美しき佇まい この日は玉木代表の不倫問題を取り上げた。玉木氏は「おおむね事実」と会見で認めたが、代表については続投。その日の夕方には街頭演説で謝罪と説明などを行った。 田崎氏は、国民民主党の幹部が玉木氏に代わる人が「いないじゃないですか」と言っているといい、昨年11月に前原誠司氏が離党したことで、玉木氏の反対勢力は完全になくなったと説明した。 田崎氏は「榛葉さん(幹事長)も『プライベートな問題だからいいんだ』ってことで乗り切ろうとしているが」とし、16年の宮崎謙介氏の議員辞職に触れた。 「当選2回だったが、奥さまが出産準備中の不倫で、最終的に辞職されている。その時に使われた論理は『公人にあるまじき行為だ』という批判だった」と振り返り「今回はその論理はなくなっているんですけど、宮崎さんより、玉木さんの方が地位は高い。当選6回で政党の党首です。公人としての責任はどうなんだ?って思います」とコメント。 今回、世論が宮崎氏の時よりも同情的とされていることにも「103万円の壁の期待感で批判が抑制されている感じだが、玉木さんが行ったことはどうなのか?」とも話していた。