治安が悪く「世界一高いスラム」と言われた南アフリカの高層タワーに宿泊 内部の様子に目を疑う
南アフリカ・ヨハネスブルグの治安について聞いてみた
大きな話題を呼んだ、南アフリカ・ポンテタワーでの宿泊。 投稿者の@gtb_jkさんに南アフリカまで足を運んだ経緯を聞いてみると、「マイルが結構溜まっていたので、会社の長期休みを利用して、あまり行ったことのないアフリカのどこかに行きたいなと思っていました。観光地の評判の良さや、日程などを考慮してマダガスカルと南アフリカの2か国周遊に決めました」と話してくれました。 南アフリカでの滞在は観光名所が多いケープタウンがメインで、ヨハネスブルグは帰国前に1泊だけしたそうです。 気になるヨハネスブルグの治安については、「1泊しかしなかったので自信をもって回答はできませんが、評判通り悪いなという印象です。街は全体的に人通りが少なくて活気が感じられませんでしたし、鉄格子で厳重に守られている建物や、ゴミの散乱した道路、怪しげな人々などをタクシーの車窓から見ていると、絶対に一人で歩きたくないなと思いました」と説明。 続けて、「ただ、中心部から少し離れた高級住宅エリアのショッピングモールなどは、警備員も人通りも多かったのでエリアによってかなりムラがあると思います」と@gtb_jkさんは語ります。
南アフリカでの滞在は「治安さえ注意すれば…」
取材の最後、ポンテタワーと南アフリカの感想を聞いてみました。 「短期間の滞在だったので、色々と気が付けなかった点もあるかと思いますが、予想以上にタワーの治安が良くて驚きました。子供たちだけで遊んでいる場面も見ましたし、気さくに挨拶してくれる住民も多く、目に映るものは平穏な日常そのものでしたね。ただ、タワーの敷地外に出ると一転して治安最悪といういびつな住環境も印象に残っています」とのこと。 南アフリカ全体については、「観光地化されているケープタウン含め全体的に治安が悪く、なかなか落ち着かない滞在ではありましたが、見所はそれなりに多く旅先としては『行って良かったな』と思っています。都市部は欧米風の街並みは風情がありますし、ケープタウンは街と大自然の調和が素敵な街でした。食事も悪くなく、物価も欧米ほど高くなかったので、治安さえ注意すれば面白い旅が出来る国だなと思います」と丁寧に話してくれました。