嫌な目にあったらどうすればいい?そんなときは「セルフ労災制度」を使って得をしよう
人の別の面を見つけるために「興味を持つ」
「人は多面体である」ことがわかっていたとしても、別の面を見つけることは、実際はなかなか難しいものです。なぜなら、どのような人も初対面の印象や、自身の思い込みに縛られるからです。そのため、私はどんなに嫌な人であっても、別の面を見つけるために「その人に興味を持つ」ことを心がけています。 仕事に関することしか話さないような相手にも、家族や趣味などを聞いてみます。たとえば、会社でやり取りしているときは、とても神経質な人だと思っていたけれど、実は家族といるときはズボラで、信じられないような失敗をしている。こんなふうに、その人の普段とは異なる面がわかると楽しくなってきます。 「興味を持つ」は「好奇心を抱く」「人にワクワクする」と言い換えても良いかもしれません。「興味を持つ」ことはマーケティングにおいても大切にされています。商品やサービスを売る際、お客様の話を聞くことが必要ですが、相手に興味を持たずに〝聞いたふり〟をするだけでは、その態度を見透かされ、うまくいかないでしょう。相手のことを心の底から知りたいと思うからこそ、その誠意が伝わるわけです。 「人にワクワクする」ようにしていると、自分のまわりに嫌な人がいなくなるメリットもあります。そうすると、幸福感を持つことができます。また、自分が「嫌だ」と思っていなければ、その気持ちが相手にも伝わり、実際に嫌な振る舞いをしなくなるかもしれないのです。 【アドバイス】 人をさまざまな面からとらえ直すとより深く理解できるようになります 田尻紋子 女性起業家
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