福島応援でフェア、新鮮な魚介30種並ぶ 「角上魚類」埼玉・川口店で8日まで
鮮魚専門店チェーンの角上魚類ホールディングス(本社・新潟県長岡市、さいたま市)は7日、川口店(埼玉県川口市)で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興応援を目的に「常磐もの」と呼ばれる福島県産の魚介を販売する「発見!ふくしまフェア」を始めた。8日まで。 フェアには東京電力ホールディングスが協力。昨年8月に同原発にたまるALPS処理水の海洋放出が開始され、中国が日本産水産物の輸入を停止するなどの影響が出るなか、常磐ものおいしさや安全性を知ってもらおうと企画した。 この日は前日に水揚げされたばかりの新鮮なタイやカレイ、ヒラメ、アナゴなど約30種類もの魚介が並んだ。開店と同時に夫婦で訪れた川口市内の女性(70)は「こんなにもたくさんの種類の魚が取れると知ってビックリ。どれも新鮮でおいしそう」と、アジを購入した。 角上魚類の有馬徹執行役員は「鮮度や品質はもちろん、安全性についてもしっかりと確認し自信をもってお薦めできる。これからも常磐もののおいしさを伝え応援していきたい」と話した。