他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目野手(4)中日の“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの野手を紹介する。
石垣雅海(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/88kg ・生年月日:1998年9月21日 ・経歴:酒田南高 ・ドラフト:2016年ドラフト3位 パンチ力のある打撃が持ち味だが、一軍では出場機会が限られている石垣雅海。移籍によって出場機会の増加が期待できる選手の1人だ。 酒田南高から2016年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから二軍で実戦経験を重ね、2020年には二軍で40試合の出場ながら、打率.372、5本塁打、21打点と傑出した数字を収めた。 2022年には一軍で50試合に出場し、打率.162と確実性に課題を残すも、3本塁打を記録。しかし一軍定着には至らず、今季はわずか9試合の出場に。 中日は村松開人、福永裕基など近年のドラフト会議で多くの内野手を獲得しており、厳しい立場に置かれている。 一方、二軍では94試合に出場して打率.259、5本塁打、23打点と長打力を発揮。内野の全ポジションを高いレベルでこなすことができ、移籍を機に大化けする可能性を秘めている。 現役ドラフトの対象となれば、多くの球団が興味を示すことになりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部