「30代で年収3000万円以上の人」が普通の人の「12倍」多くやっていること
また、日本は自殺率がとても高いことで知られています。2015年の10万人当たりの自殺率は日本が26.6人、アメリカが21.5人、イギリスが11.6人です。ここで注目すべきは日本のみ、仕事に関する悩みが自殺の原因の半分を占めることです。転職が当たり前となれば、仕事が楽しくなくなったら転職すればよくなり、自殺率も減るはずです。 自分を変えるなら今です。もし、今のあなたが、 「仕事が楽しくない」 「パッション(情熱)を感じられない」 「どう頑張っても会社の業績が上がることなく、給料も上がらない」 と感じているなら、すぐに転職を考えるべきです。私はこれまでに3回転職をしましたが、いずれの時もこれらに該当していました。 さて、転職戦略を立てる際に、ぜひ念頭に置いていただきたいポイントがいくつかあります。 まず、「ブランドランクの上の会社を目指すこと」です。つまり、あなたがある業界で第5位のブランドランクを占めている企業に勤めているのなら、それよりも大きなブランドランクを持つ企業、第4位以上の企業への転職を考えるべきです。 ただし、ブランドランクが上位の企業に転職すると、年俸は上がるかもしれませんが、タイトル(職位)が下がることがあります。また、タイトルが変わらないということもあります。
逆に、ブランドランクが下位の企業に転職すると、普通はタイトルが上がりますが、年俸が下がるかもしれません。 ● 転職するリスクを踏んでいるのに 今と同じ年収では割に合わない また、「同じ年俸で転職するな」というのも、念頭に置いてください。これは私が知っているヘッドハンターが言っていたことですが、転職というものは100%成功するとは限らず、30%は失敗してしまうものなので、そのリスク分をあらかじめ考慮に入れておく必要があるとのことです。 つまり、転職が失敗しても損をしないように、部長・役員クラスであれば、従来の年俸の約30%程度を上乗せした給料を確実にもらえるような企業に転職するようにするといいでしょう。私は3回転職していますが、ベース給はその都度30%ずつ上がっています。また、マネジャー、アシスタントマネジャークラスなら10%アップを目指すといいでしょう。 仮に、今の会社と同じ年収を提示されたら他の転職先を探すべきです。これを怠ると、転職にも失敗し、年収も下がってしまい、後悔することになります。