もう見たくない…。リバプールで嫌われすぎた選手(2)愛されるわけがない…。史上最悪の悪童
そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からリバプールで嫌われた選手を紹介する。
FW:マリオ・バロテッリ(元イタリア代表) 生年月日:1990年8月12日 リバプール通算成績:28試合4得点0アシスト 2014年、リバプールはそれまでエースとして圧巻の活躍を披露していたルイス・スアレスをバルセロナに売却。その後釜として、ミランで復活を遂げつつあったマリオ・バロテッリにスポットライトを当てた。ただ、サッカー界きっての悪童として有名だった同選手の獲得に対し、懐疑的な意見も多かった。 バロテッリにはそうした疑問の声をかき消すだけの活躍を求められたが、結果は散々。怪我もあってプレミアリーグではわずか1得点を奪うに留まり、公式戦でも4得点と、スアレスの穴を埋めるにはあまりに弱々しかった。 翌2015/16シーズンはミランにレンタル移籍。シーズン終了後にリバプールに戻ってきたが、1年前に監督就任していたユルゲン・クロップの元で構想外扱いだったため、そのままニースに移籍している。リバプールでは実質1年しか稼働しなかったことになり、クラブ史上「最悪の移籍」との声も多い。 また、結果でリバプールファンのハートを射抜くことができなかったバロテッリは、後に堂々と「リバプール加入は人生最大の間違いだった」「クラブのことは好きではなかった」と言い放ち、火に油を注ぐ形で怒りを買った。どの角度からも、彼がリバプールの人々から愛される理由は見当たらない。
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