大阪・吉村市長の定例会見12月21日(全文1)固定資産税返還、非常に不服
NHK:幹事社のNHKです。発表項目から、こども本の森の件なんですけれども、寄付は目標額とかを設定されているんでしょうか。 吉村:はい。まずこの寄付については建築部分ではなくていわゆる運用部分についてです。運用部分についてですが、準備費用でおおむね5000万円。そして年間の運営金が約5000万円というふうに想定をしています。開館から5年分の、まず来年の夏ごろにこの準備金と開館1年分の費用の寄付を目指したいと思います。それから併せて、開館から5年分の、申込書レベルではお願いの目標にしていきたいと思っています。トータルでいきますと、開館1年分は5000万円の予定ですから、1億5000万円と準備費用の5000万円を合わせて、トータルで2億円の寄付の目標にしています。 A:すいません、少し補足させていただきます。30年7月に、一応5年分ということで今、市長がおっしゃっていますように、準備費用の5000万と5年分の運用費の、5年分、5000万ですから2億5000万、トータル3億円のお申し込みをまず目標に集めてまいりたいと考えております。現金のほうにつきましては今おっしゃいましたように、7月に1億円程度の、まずはお金を集め、現金が入っている状態にしていきたいということでございます。 吉村:申し込みを受けるのと、そうして5年分という形で申し込みを受ける形、当然それは1年分だけの寄付になりますし、5年分という形での、これは1つの、一口にはしてますので。申込書自体は5年間でもやるけれども、現金としては当然、損金算入ですから毎年分割してやるというのが、企業はそちらのほうが使いやすいと思います。それは企業にもよると思うんですけど。 なので、現金としては最初の開業の準備金としての5000万円と、少なくとも1年分のいわゆる運用費の5000万円の合わせた1億円。これは現金で寄付を受ける目標を来年の夏にしています。ただ、その来年夏の段階で現金の入金はなくとも、申込書レベルで5年分について申込書を受ける。そのレベルに達するまでの寄付の呼び掛けというのをやっていきたいと思っています。 NHK:最初からネガティブな話はあまりしたくないんですけれども、結構3億円って大きな額になってくるので、仮に集まらなかった場合という想定はされてるんでしょうか。 吉村:これは集めるように準備を進めています。これはまず、建築家の安藤先生自身にこの建物を造って寄付をいただくわけですから、民間の方にも呼び掛けをして、この寄付金が集まるという努力をしてますし、現に今後、これから開始することになりますけれども、水面下ではいろいろと声を掛けさせていただいているというのが実態です。もちろん議案が通らないとこれはできないので、今回12月で議案が通りましたので、これから寄付の募集を開始しますけれども、一定程度これはお願いをしていけば実現できるだろうというふうには考えています。 いずれにしましても、多くの方にご寄付をいただきたいと思ってますので、その努力をしていきたいと思います。