大阪・吉村市長の定例会見12月21日(全文1)固定資産税返還、非常に不服
こども本の森 中之島の寄付について
引き続いて3つ目です。中之島に子供のための未来図書館、こども本の森 中之島の寄付についてです。今回、世界的な建築家であります安藤忠雄先生から、ご自身が設計されて、そして建築されたものを寄付を受けると。仮称ですけれども、こども本の森 中之島の寄付を受けるということになりました。寄付の趣旨ですけれども、現在の大阪の子供たち、なかなか、インターネットなんかも普及して、活字に触れる機会が少ないですけれども、本とか絵本、本、児童文学、さまざまな芸術、文化を通じて、大阪の子供たちが豊かな想像力をそこで培ってもらって、そして大阪のリーダーとして、そこから成長してもらいたいという思いで、この子供のための図書館、芸術文化施設であります本の森の中之島を実現させようということです。 中之島は、中央公会堂もそうですし、隣は東洋陶磁美術館になります。それから新しい新美術館も2021年に予定をしておりますが、中之島は今、一体として、広く、文化、芸術の拠点になってきてますし、非常にここはもう整備して、きれいになって、たくさんの人が集まるエリアになってきています。その魅力のある中之島をさらに魅力をつくって、子育て世代や大阪の子供たちがここに来て、未来を感じ取れるようなそんな図書館を実現させたいと思っています。完成については平成31年の夏ごろを目指しています。これが、戻ってもらって。 これは中央公会堂で東洋陶磁ありますけど、そのお隣を予定しています。鉄筋コンクリート造りで、地下1階、地上2階建てで、だいたい1000平米ぐらいです。開館については平成31年の夏ごろを予定しています。これは今、ざくっと、設計ですけど、これは安藤先生がこれからまた詳細を詰めていかれるという形になります。 これを受けて、この運営金ですが、これは民間で運営資金の寄付をいただこうという計画にしています。民間人であります安藤先生からつくっていただいて、それは大阪市の寄付を受ける。そしてこの運営金についても、民間の企業の皆さん、それから個人の皆さんから寄付を受け付けて、それでまかなっていこうというものであります。 まず、個人の寄付についてはふるさと納税制度を準備いたします。そして法人の寄付については1年で30万円の5年分と。一口150万円の寄付を受け付けいたします。個人については当然、ふるさと納税ですから税控除の対象になり、そして法人の場合は損金の算入になるということになります。それから、30万円以上のご寄付をいただいた方にはその感謝の意も込めて、寄付者の銘板を館内に設置したいと思います。形状とかについては金額を多くご寄付いただいた方には大きな銘板という形になると思いますが、詳細についてはこれから詰めていくという形になります。 これについては、この、こども本の森の趣旨にもご賛同いただきまして、京都大学のiPS細胞研究所の山中伸弥先生にもご支援いただくことが決まっておりまして、名誉館長に就任していただく予定になっています。現在その最終調整をしているところです。私からは以上です。 司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りの上、お願いします。では幹事社のNHKさんお願いします。