吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文5)結果的にそういう思いをさせた
なぜいまさら引っ繰り返せなかったのか
テレビ朝日:分かりました。当初、うそを認めて謝罪会見をしたいっていうふうに申し出たときがあったと思うんですね、結構、前の時点で。そのときに吉本さん側のほうから、いまさら引っ繰り返せないっていうような言葉があったというふうにも会見で話が出てたんですけれども、このときは何があって引っ繰り返さなかったのか、それから、逆に引っ繰り返せないというのは、どんな幕引きを吉本さん側は考えていたんでしょうか。 笠井:その件は藤原のほうがその際に面談をしておりましたので、藤原のほうから回答します。 藤原:藤原です。よろしくお願いします。先ほどお話ししたのと同じことになってしまうんですけれども、本当に当初、本人たちが言っていたのとまったく違う、お金もらってないというところからお金もらったということになったので、慌てたっていうのが正直なところです、びっくりしたっていうか。幕引きっていうのは、もう本当にとにかく違うこと、またこれは結果が変わるっていうことが、本当に各、関わっていただいている皆さんにさらに迷惑を掛けるっていうことになるので、本当に徹底的にしっかり事実確認をしてからっていうことになっておりました。 テレビ朝日:引っ繰り返せないっていうのは、もうこのまま隠蔽してしまうような、そんなような言葉にも聞こえるんですけれど。 藤原:隠蔽するっていう感覚はなかったです。 岡本:そのときは彼らももらってないということで、放送局さんはじめ関係各所さまにもらってませんと、そういうお金をですね。でも、そういうところに行ったということで、厳重注意ということでずっと話をしてきておりましたので、それが突然もらったっていうことで、引っ繰り返せないということとかではなく、もうこれはどうするんだと。今まで各所に、もらってませんって聞いて、それこそ現場の彼らがずっと説明等、おわび等へ行く中で、もらいましたって言われたときの衝撃は相当なものでしたので、そういう意味で引っ繰り返せないとか、どういうところでどういう言葉で使うかっていうこともちょっと考えられないんですけれども、それぐらい現場も含めてわれわれがパニックになったということです。