米人気俳優(59)、“ありのままの白髪”に称賛の声集まるも「他の勇気ある人を褒めて!」と鋭くアンサー
サラ・ジェシカ・パーカー(59)にはやりたいことの優先順位がある。ただし、エイジングのサインを隠すことは、その中の一つには入っていないようだ。サラは最近、グレイヘアに白いハイライトを入れたスタイルでパパラッチされた。世間はこの姿を“勇敢”だと繰り返し、メディアやファンからの称賛が鳴り止まなかった。 【写真】パパラッチがとらえた、サラ・ジェシカ・パーカーの美しいグレイヘア しかし、彼女が白髪を受け入れようと決めたのは、女性をエンパワーメントしようとしたのではなく、単に利便性からだった。 「2週間おきにベースカラーを染める時間はない。そんなことはできない。大変すぎる」と、『Allure』に語った彼女。「何ヵ月も白髪をそのままにしておく私は、とても勇気があるという話を繰り返された。でも、大変だからしないだけよ。お願いだから、何か他の勇気ある人を褒めて!と思ったわ」と振り返る。 また、彼女はエイジング全般について、若さを過剰に追求する広告が理解できないという。そして、加齢と向き合っているのは女性だけのようだとも。「なぜエイジングについて、そんなに多くの時間をかけて考えなければいけないのか理解できない。男性とエイジングについて話すことは絶対にない。男性に『これが歳をとったように見せないクリームよ』とは言わないわ」と彼女。 さらに「私たちは、過ごした時間の積み重ねがシワになることについて多くの時間を費やしているわりに、時を積み重ねることで仕事がよくできるようになることや、良い友人や娘、パートナー、介護者に出会うことができるとかポジティブな話題は話さない。最高に奇妙だわ。外見をどう維持するかとか、どう弁解するかとか、どう直すかということばかり」と続けた。 だからと言って、彼女が自分のルックスを気にしないというわけではない。 「家から外に出る時は、自分の基準で良い気分でありたい。一番自分らしいと感じるのはどんな気分かというのは誰でもわかるでしょう? 私にも虚栄心はある。ただ、他人の意見を気にしないというだけじゃないかしら」 彼女だって、自分にとって人生でより重要だと考えていることは気にする。「私が考えていることは、どこで食事しようか? どの本を持って行こうか? あの変わった小さなレストランに入れるかしら? あの海で泳ぎたいけど水温は十分温かいかしら?とか。 あと、ワードル(パズルゲーム)のこともね!」と彼女。 何事もバランスが大事、ということだ。
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