大東大、7季ぶり9度目の優勝 タバケ・オトは、叔父の元日本代表オト・ロペティさんような活躍誓う【関東大学ラグビー】
◇24日 関東大学ラグビーリーグ戦最終節。大東大45―32法大(東京・秩父宮) 大東大が快勝し、5勝1敗1分けで勝ち点33とし、7季ぶり9度目の優勝を決めた。 大東大は開始10分にフッカー嵯峨(4年)が先制トライを決めるなど前半を21―10とリード。後半もWTB大方(1年)の2トライなど4トライを加え、終盤の法大の反撃を振り切った。 トンガパワーがチームを鍛えた。パワフルな突進を繰り返したFWリサラ・フィナウ(4年・青森山田)は「リーグ戦は留学生が多いから外国人の強さに慣れないと勝てない。僕らは毎日、練習でたくさんタックルされました」と明かす。
豪快なカウンターアタックをみせたタバケ・オト(3年・御所実)は、日本代表やトヨタ自動車で活躍したオト・ロペティさんのおい。「小さい頃から叔父さんの活躍を聞かされてました」。高校では控えだったが「大学で頑張って日本語を覚えて」コミュニケーション力を磨いた日本育ちのトンガパワーは「叔父さんのように日本代表になりたい」。夢をつかむために、大学選手権での活躍を誓う。
中日スポーツ