【KNOCK OUT】栗秋祥梧が奮闘も元UFCファイターに敗れる=アンリミテッドルール
KNOCK OUT「K.O CLIMAX 2024」 2024年12月30日(月)神奈川・横浜武道館 【写真】サッカーボールキックを見舞う栗秋 ▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMTED -58.0kg契約 3分3R延長1R ×栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者) 判定0-3 ※28-30×3 〇カルロス・モタ(ブラジル/元LFAフライ級王者) 栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、飛びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。2023年9月にK-1 GROUPから乗り込んできた第6代Krushフェザー級王者・玖村修平を初回KOに降して評価を一気に高めたが、2024年2月の『ONE Friday Fights』初参戦で判定負け。4月のシュートボクシングでは山田彪太朗に判定負けと連敗。しかし、6月にKNOCK OUT-UNLIMITEDルールで中村優作を1RでKOし、大きなインパクトを残した。10月にはチュームーシーフーを延長戦で破りKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座に就いた。戦績は46勝(25KO)23敗3分。 モタはブラジルで8連勝後、2019年11月から『LFA』に参戦。同大会のフライ級王者になっている。さらに2022年8月には『UFC Fight Night』にも参戦を果たした(判定負け)。UFC以降MMAの試合は行っていないようだが、「ぜひやりたい」と申し出があったという。 1R、モタは上下に動くフェイントからいきなりシングルレッグ。スピードのあるテイクダウンで栗秋のバックを奪い、バックマウントからパンチを見舞う。栗秋の上体がロープから出てしまいアウトサイドブレイクに。再開後、栗秋はハイキックから左フックと打撃のプレッシャーをかけるが、モタが再びシングルレッグからテイクダウン。組み付く栗秋を持ち上げてマットに叩きつける。 しかし栗秋がリバーサルに成功して立ち上がり、サッカーキック。モタも負けじとジャンピングハイキックを繰り出す、栗秋も蹴りに行き場内がどっと沸く。モタがまたもテイクダウンに成功するがアクションがなかったためブレイク。栗秋が後ろ廻し蹴りを放つと、モタも左フックから後ろ廻し蹴りを放ち、かわした栗秋は笑顔を見せた。 2R、栗秋が右カーフ、モタは後ろ蹴り。モタがダブルレッグに行くが栗秋がロープの外に出てしまいブレイクに。右カーフから右ミドルを蹴った栗秋だがモタが蹴り足をキャッチしてテイクダウン。栗秋はハーフガードになるがモタはパウンドを打って行く。ブレイク、すぐにダブルレッグでテイクダウンするモタ。これは離れたモタは立ち上がると栗秋と打ち合うが、すぐにダブルレッグでテイクダウン。そしてパウンド。立ち上がったモタは前転して両足のカカトを栗秋に当てる大技を見せる。さらにテイクダウンしてこのラウンドを終えた。 3R、ジャブを突く栗秋が意表を突くダブルレッグでモタをテイクダウン、すかさず蹴りに行く栗秋がいい場面を作ったが、モタがダブルレッグでテイクダウン。マウントを奪う。パウンドを打つモタに栗秋がリバーサルを仕掛けてモタが離れる。立ち上がるとモタがダブルレッグでテイクダウン、バックマウントからパンチを見舞う。なんとか立ち上がろうとする栗秋だがモタは両足を股にかけて固定。さらにマウントを奪ってヒジとパウンド。 ブリッジして立ち上がった栗秋だが、モタはバックからスープレックス。そしてマウントになってパウンドの連打。モタが圧倒して3Rを終えた。 判定は3-0でモタが勝利。奮闘した栗秋だったが、モタがテクニックの差を見せつけた。
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