「パリオリンピック」の記念硬貨を購入したという祖母。「価値が出るから」と言っているのですが、本当なのでしょうか?
オリンピックの際には開催を記念して硬貨が製造されています。記念硬貨は発行枚数が少ないものもあり、コレクターの間で注目を集めることもあるようです。 本記事では、パリオリンピック記念硬貨の販売価格をご紹介するとともに、過去のオリンピック記念硬貨の買取価格や、買取に出す際のポイント・注意点などをまとめています。 ▼実家の物置で「鳳凰」の描かれた100円玉を発見! 昔のお金は今も使える? 高く売れる場合もあるの?
パリオリンピック記念硬貨の販売価格は?
2024年7月に開催されたパリオリンピックの記念硬貨がいくらで販売されていたのか確認してみましょう。ある銀行では、フランスで発行された記念硬貨を次のような価格で取次販売していました。 ・500ユーロ金貨<オリンピックトーチ>:429万円 ・200ユーロ金貨<エッフェル塔>:88万円 ・50ユーロ金貨<オリンピックトーチ>:23万1000円 ・50ユーロ金貨<ノートルダム大聖堂> :23万1000円 ・50ユーロ金貨<エトワール凱旋門>:23万1000円 ・金貨3種セット:69万3000円 ・10ユーロ銀貨4種セット オリンピックトーチ・棒高跳び・フェンシング・ハンドボール:7万4800円 ・200ユーロ金貨<ヴェルサイユ宮殿>:88万円 銀行によって取り扱っている記念硬貨の種類が異なる場合もあるようなので、事前に確認が必要です。
過去の記念硬貨はどのくらい価値がある?
過去のオリンピックの際に製造された記念硬貨がいくらぐらいで取引されているのか、ある買取専門店が提示している実績を確認してみましょう。 ・東京2020オリンピック競技大会記念 1万円金貨:20万7360円 ・長野五輪冬季大会記念 1万円金貨と5000円銀貨と500円白銅貨セット:21万2860円 ・リオ2016-東京2020 パラリンピック競技大会開催引継記念 1000円銀貨:4600円 ・1964年 東京オリンピック記念 1000円銀貨幣:1050円 ※2024年11月18日時点 このように、硬貨の種類や希少性などによって買取価格には大きく差が出る場合もあるようです。