【シュートボクシング】王者・笠原友希、RISEトーナメント参戦狙い”9連勝中”GUMPと対決「驚異的な強さ見せる」
12月26日(木)東京ドームシティホール(TOKYO DOME CITY HALL)で開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT- GROUND ZERO TOKYO 2024』の対戦カード発表会見が4日行われ、SB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(23=シーザージム)が[RISEルール 61.5kg契約戦(3分3R延長無制限R)]で、DEEP☆KICK-60kg王者GUMP(21=TEAM TEPPEN)と対決する。 この試合は来年行われるRISE61.5kgトーナメントのセレクションマッチ(選考試合)となり、RISE伊藤代表は「勝てば良いのではなく、どのような試合内容かで推薦を決める」と勝ち方が問われるものになる。 【フォト&動画】笠原が飛びヒザ一撃KO!ルンピニー4階級王者が沈む、GUMPのハイキックKOも 笠原は第16代SB日本スーパーフェザー級王座、第5代SB日本フェザー級王座とシュートボクシング2階級制覇王者。22年8月からは8連勝、直近は5連続KO勝利していたが、10月の『ONE Friday Fights』で判定負けした。 対するGUMPは現在1つの引き分けを挟んで9連勝中。14勝(3KO)3敗1分とKO率が少なかったが、現在は2連続KO勝利中。前戦11月のRISEでは、ハイキック一撃KO勝利している。 笠原はGUMPについて「ランキングも高くないのになんでだろう、と思ったけど(11月に)めちゃめちゃ良い試合して僕自身火がついた。僕も新しいスタイルを見せる」とモチベーション高い。 更に「しっかり技術や上手さもあるし、フィジカルも強い」と認めるも「でも僕だからこそ、どんなルールでも勝てるという期待が込められている。KOでも判定でも驚異的な力を見せる」と圧勝を宣言する。 そのGUMPは会見で「ノーダメージ!」と挨拶し、王者・笠原について「背も高くリーチも長く、技術的に戦う選手。でもノーダメージですね」とノーダメージを強調。 11月23日にKO勝利したばかりだが「ノーダメージですね。SBのリングで強さとノーダメージを見せる」と、どうしてもノーダメージに繋げたいようだ。 更に試合展開は「激闘になるけど、ノーダメージ。今2連勝中だけど、ターキーを狙う」と、打ち合うもノーダメージだと言う。 このノーダメージとは「僕はすごく打たれ強くて、ジムのスパーリングでもボディがまったく効かない。フランスに(昨年6月、白鳥大珠の付き添い)行った時にも、通行人にボディ打ちしてもらって、その時に閃いた」と避けることではなく、打たれ強さだと言う。 この”ボディ効かない”宣言に、ボディも得意な笠原は「僕とやったらノーダメージは無理」「僕だったら効かせられる」と一蹴。 GUMPが”ノーダメ”勢いのまま勝利するのか、笠原が倒してRISEトーナメントの切符を奪い取るのか。